|
カテゴリ:オススメ本
日本のイノベーションのジレンマ 破壊的イノベーターになるための7つのステップ を読んでみた。
クリステンセンのイノベーションのジレンマを昔読んで感銘を受けたので、これも期待して読んでみたが、クリステンセンから直接学んだ人らしく、イノベーションの理論をちゃんと理解している人であり、読んで勉強になった。 日本の事例が多く、理解しやすいと思うが、逆に近すぎて反発を覚える人もいるかも? ちょっと離れて、俯瞰するような感じで捉えるようにしないと、特に自分に関係ある分野だと余計な知識が判断の邪魔になることがあるので注意です。 ちなみに専門家が持っている余分な知識が、まさにジレンマを引き起こす原因の一つですので、一旦白紙になって考えることは重要ですね。
はじめに なぜ、大手電機メーカーは不振に陥ったのか 第I部 1章 破壊的イノベーターだった日本企業 2章 イノベーションとは何か 3章 破壊的イノベーションとは何か 4章 優良企業が陥るジレンマ 第II部 5章 テレビに見るイノベーションの歴史 6章 ガラケーを破壊したスマートフォン 7章 破壊するものだけが生き残るデジタルカメラ 第III部 8章 破壊的イノベーション 三つの基本戦略 9章 アイディアを産み出すための「苗床」 10章 ニーズ・ファインディング 11章 グループによるアイディア形成の手法 12章 破壊的アイディアの選定 13章 破壊的イノベーションを起こす組織とは 14章 破壊的企業の買収 おわりに 「日本のイノベーションのジレンマ」を超えて イノベーションの理論もどんどん進化している感じですね。 昔のクリステンセンのイノベーションのジレンマから続く3冊(4冊だったかも?)を読み込んで理解していたけど、もう一度読み直す感じで復習になります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.10.29 16:42:30
コメント(0) | コメントを書く
[オススメ本] カテゴリの最新記事
|
|