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テーマ:今日の出来事(288127)
カテゴリ:会社生活
朝から何か大事なことを忘れているような気がしていたが、よく考えると本日は神戸空港の開港日であったことに気づいた。かつて神戸市に税金を払っていた元市民の一人として運営状況を厳しくチェックするために、急いで初日離着陸の空き便を調べたが、既に当日分は全て満席であった。しばらく考えて、それなら空からチェックするのはどうかと思い、急いでスーツに着替えて会社には向かわず伊丹空港へと急ぎ、とりあえずすぐ離陸する飛行機に飛び乗った。 しかし、本日はあいにく小雨まじりの悪天候であったのに加え、そもそも乗った飛行機が羽田行きであったため、神戸方面とはまるで逆方向に全速力で飛び立ってしまった。客室乗務員に「途中で飛び降りてもいいですか?」と聞こうかと思ったが、落下傘を忘れてきたことを思い出し、諦めておとなしく羽田空港に向かうことにした。 飛行機が羽田空港に着いた瞬間、そういえば今日は東京で重要な会議があったことを急に思い出した。しかし、ちょうど偶然にもラッキーなことにここは東京であった。が、手帳を見ると予定の時間ぎりぎりであることが判明。駅のホームまで全力で走って電車に飛び乗り、電車の中でも頑張ってその場かけ足をしたおかげで、会議にはほんの5分遅れで滑り込みアウトであった。バレないようにこっそり潜入しようと思ったが、もともと参加者総数4名しかいない会議なので運悪く見つかってしまい、少々顰蹙を買ってしまったがそこは人柄でなんとか乗り切ることに成功した。 会議自体は非常に中身の濃い革新的な意見が飛び交い、栄養ドリンクやお茶のペットボトルなども飛び交った。会議が終了しふと時計を見ると、今度は帰りの便の時刻が迫っていることに気が付いた。慌てて今度はタクシーに飛び乗り、さらに電車を乗り継いで、再び羽田空港に戻ってきた。やばい、あまり時間がない。 空港の出発ロビーへと向かうエスカレーターを登る登る登る。 ターミナルの中を、走る、走る、走る。 が、ここでまたしても重要なことを思い出した。ワタシの知人にトイモイさんというヒトがいるのだが、彼の情報によると羽田空港内に「ピエール・マルコリーニ」という高級チョコレートブティックが出店したとのことであり、昨夜もイヤというほどここのチョコを食べたのだが、しかし紹介されたからには行かざるを得ず、搭乗ギリギリの時間をさらに削る自殺行為ではあったが店舗を探して、さらに走る走る。 あった!ピエールくんこんなところに隠れていたのかい。出発ロビーの一番入口に近いショッピングゾーンの端っこにあったため、一度気づかないまま素通りしてターミナルの向こうの端まで走ってしまい、もう一度戻ってきてようやく発見したのであった。 さすが人気の高級店、店の中は大繁盛でお客はワタシひとりであった。チョコはもう飽きたので、アイスクリームを購入することに決定。コンビニなら1個百円程度と思われるサイズのアイスクリームがたったの六百円であり、しかも購入単位は3個からであり、さらに保冷材は有料であるという事実に愕然としながらも、躊躇している余裕はないのでとにかく本日のほぼ全財産を投入してアイス3個買ってまた走り、手荷物検査場を突破し無事機内へと滑り込んだのであった。 戻りの便のシートに身を沈め、翼を眺めながら安堵の余韻に浸る。再び伊丹空港へ。 無事大阪に戻り、さらにひと仕事終えてさきほど帰宅し、ピエールくんのアイスクリームを開封。さすが強力8時間分の保冷材はギンギンに威力を発揮し続けており、カチンコチンのまま無事その姿を現したのであった。白いのがグレープフルーツのシャーベット、黒いのがチョコレートとアールグレイティーのアイスクリーム。しかし、甘いものは本日はもうノーサンキューである。 むしろどちらかというと、空港の売店で買ったこっちの方がウェルカムな気分である。 以上、報告おわり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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