故郷へ-----------!!
たったひとり--------エーデルワイス号にかけられた、ダルクスの紋に触れるウェルキン。
その背が・・・彼の深い悲しみを伝える--------。
台詞もないのに、この演出だけで見せてくれたアバンが今回はとても印象的でした
心配する隊員たちを横目に、心を閉じてしまうウェルキン。
無理してるのも承知。
こうなると、もう誰も手を出せなくなくなってしまう。
力になりたい、救いたいと、誰もが思ってたんだろうけど・・・今は見守るしかできない。
これはウェルキンが自分で乗り越えるべき試練だから・・・。
そして、先日の事をと、話をするアリシアの言葉をさえぎるウェルキン。
今でなくてもいいなら後にしてって、冷たいっ
でも、まだ彼女の事、まっすぐに見ることはできないようですね
まぁ、ウェルキン的には今は心の余裕がないでしょうし。
むしろ戦略で頭をいっぱいにしたいって方かもしれないかも。
そしてエレノアの招集を受けるウェルキン。
伝えられた次の戦略は・・・ブルール攻略!!
そこは敵に奪われたウェルキンたちの故郷。
だが、たとえそこを取り戻したとしても・・・そこには・・・家族はいない。
みんなそれぞれイサラの抜けた心の穴を埋められないよう。
哀しいね
だが、なんとそこへザカが!!
あら、なんでも彼、第7小隊に入隊したとか。
しかもイサラの後任であるエーデルワイス号の操縦士としてらしい。
心情的にも心強い味方の登場ですね♪
戦争が始まれば、誰もが対面する死。
大切なのは事が起きたそのあとどうするか?
それが問題なのだ。
心配なのはウェルキン。
その頃ウェルキンは、イサラの遺品整理に・・・。
だが、彼女の荷物が少ない事に、頬笑みを浮かべてしまう。
そう、最初に出会った時も、彼女の荷物が少ない事が不思議だったウェルキン。
それは長く同じ場所にいることがなかったから、移動するのに荷物が多いと大変だからだというイサラ。
ウェルキンにとってイサラがダルクス人であることなどどうでもいいこと。
それより、彼女のことが知りたいだけ。
そんなウェルキンの事を「変な人ですね」というイサラ。
「よく言われるよ」って、達観した子供だよなぁ(^^)
でもこの先は荷物の心配をしなくてもいいのだ。
自分達は兄妹になったのだから!!
「これからはずっと一緒だよ、よろしくね、イサラ」
そうして差し出されたウェルキンの手を握り返すイサラ。
「はい、兄さん」
そんなやり取りを思い出したウェルキンの顔がゆがむ。
悲しみをこらえるウェルキンだった・・・
その頃、アリシアの今までの怪我のことや、ラグナイトの事を思い出し、
彼女がヴァルキュリア人だと悟ったファルディオ。
「俺はどうしたいんだ・・・?」
それを自分に問うファルディオだった。
意外とサクッと情報を開示しましたね(^^)
まぁ、今更隠すものでもないですし、伏線は出てたことですから。
でも確かに、それを知ってどうなるというのか?
アリシアは当然無自覚ですし、彼女にどんな力があるのかは、まだ何も分からないですからね。
こうなるとあの遺跡でファルディオは何を知ったのか?
壁に書かれた文字が気になります(><)
そして、ついに作戦開始!!
可能な限り、街への被害を最小限に!!という目標を掲げ、戦いに向かう第7小隊。
故郷ブルールへ!!
エーデルワイス号を盾に、前に進む第7小隊。
ロージーは自分のやり方で、戦いをすることを決意。
それをイサラのお守りの人形に誓う。
見ててくれって、彼女も変わったよね(^^)
強くなった気がする。
でも・・・なかなか激しい銃撃戦ですけど、どうしても第7小隊の一方的な勝利って感じの展開ですよね(^^;)
そして、次々投降する兵士たち。
・・・ちょいと簡単すぎやしないか??
まぁ、今までの積み重ねがあったから、第7小隊が強いのはわかるけど、もう少し敵の大将を登場させるとかして重みを出してほしかったなぁ。
ここが重要な土地ではないにしろ、あれじゃぁ、単なるザコ兵の集まりにしか見えないし、そんな軍に故郷を奪われたのかと思うと、ちょっと納得いかないわ(^^;)
そして、イサラとの思い出の詰まった家に、半年ぶりに戻ったウェルキン。
だがそここはかなり荒れていた。
たった半年なのに…。
そこかしこに残る思い出。
残された3人で写った写真を見て、父と同じ道を進まないと思ったのに・・・。
「僕は家族を救えなかった--------」
それを悔やむウェルキン。
そこへウェルキンを心配してやってきたアリシア。
彼女の願い。
「必ずここに戻ってくる」と願ったから。
「ウェルキン、あたし・・・!!」
だが、イサラの死で、ウェルキンは、身体の一部を引き裂かれたと感じたという。
身体の一部を失ったような苦しみを感じたのに・・・。
あの時、自分があの場所にいれば、イサラは助かったかもしれない。
激しく自分を責めるウェルキン。
そんな彼にアリシアは伝える。
「わかるよ、ウェルキンの気持ち」
「君に何が分かる!!」
「わかるよ、ずっとそばにいたんだから」
「だったら教えてくれ・・・イサラがいなくなってずっと苦しんできたのに
-----------涙が出ないんだ」
ここで、くしゃくしゃに顔をゆがませるウェルキンが切なかった
そんな彼の頭をやさしく引き寄せるアリシア。
「かわいそうなウェルキン。
こういう時は我慢しないでいいんだよ」
そう言って、先に戻っていると部屋を出るアリシア。
そして・・・涙を流すウェルキン。
慟哭でしたねぇ。
ここはもうただ千葉兄の演技に胸がぎゅっとさせられましたわ。
苦しい胸の内を曝すような泣き声。
千葉兄、すごすぎでした!!
でも、それでようやくウェルキンの中で、イサラの事が受けとめられたようですね。
そして、家を出るウェルキン。
その顔。
なんだかつきものが落ちたように、いつもの穏やかな表情に戻ってる(^^)
家の前で待っていたアリシアは、花壇を見てとウェルキンを誘う。
そこに咲いていたのは「粉雪草」
あの日、一緒に見た花。
それを見てようやくウェルキンの顔に笑顔が戻ったようです。
そして、顔を見合わせ、笑顔を見せるふたり。
その手は---------固く握られていたのだった・・・。
ってことで、ようやくウェルキンが一歩進んだなぁ。
はぁ、よかったぁ。
前回の感想で書いたんですけど、やっぱりウェルキンが本当の意味でイサラの死を受け入れるには、一度涙を流さなきゃと思ってたので、その通りの展開になってほっとしましたわ。
しかも、これぞ雨降って地固まるってことですかね(^^)
ようやくアリシアに対しても心を開いたウェルキン。
ファルディオなら、きっと笑ってふたりを祝福してくれると思う。
心の中ではアリシアを想っていても、ふたりのしあわせを願うことを優先するような男だと思うし。
次回は帝国軍も登場するようですし、ようやく最終決戦に向けて大きく動き始めた感じですかね。
次回「愛しき人」
次はラマールが乗り越える番かな。
みんな頑張れ!!
そして、次の道へ進め!!
ウェルキンとアリシアのデレっぷりも少し期待しつつ、次回を待ちたいと思います。
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