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テーマ:アニメ!!(3880)
見終わった最初の感想は、「詰め込んだなぁ」と言う事。
確かに気になってた『組織』の話も、インの事、紫苑の計画も分かったわけですが、なんだか消化不良気味な感じなのは、やはり新しいキャラがイマイチ生かし切れてなかったって事かなぁ。 ようやく紫苑と再会した蘇芳。 だが紫苑、なんだか相当弱っているよう。 どうやら相応の対価を払っただけだというけど・・・一体何をしたのか? 苦しい息の元、紫苑は蘇芳に頼みごとをする。 「僕を連れ出してくれないか?月が見たいんだ----」 一方、インは鼻歌を歌い、契約者達の魂を集めていたのだった・・・。 霧原とジュライ、マオはようやく蘇芳の後を追って水族館へやってくる 。 だが既にそこに二人はおらず、イザナミに逢いに行ったと、遅れて来たマダムは言うのだった。 やはりイザナギは蘇芳。 だが二人が出会えば災厄がもたらされる・・・。 「だが、会わなきゃ成せない事もある」 とマダムは言うのだ。 すべてを話す前に、ここから脱出を図ると言うマダムに続き、地下通路へと進む一同。 一方、沢崎殺しの復讐に駆られた葉月はヘイを追い詰める。 アクションは相変わらずスピーディでいいですなぁ♪ あっという間にヘイを絡め取り、押し倒した葉月はヘイに対価のキスを要求! 「対価だ」って言いながら、しっかりヘイをぶん殴ってる姿に笑いだって(^^) すぐさま短刀を作り出しヘイの顔めがけて振り下ろすも・・・寸でで止めた葉月。 ヘイってば目も閉じずに微動だにもしてないよ(><) そこで、沢崎に第三機関の目的は「予言を成就させない事」だと聞いたと話すヘイ。 だがそれはヘイにはどうでもいい事。 「俺がイザナミを殺す!」 その言葉を信じたのか・・・動かない葉月。 更に小林が現れる。 なんと沢崎を殺したのは-------鎮目! どうやら沢崎の死ぬ間際の情報から解析したというのだ。 なんと鎮目はCIA側につき、第三機関を裏切っていたよう。 ゲートの外は包囲され、パンドラを含む、国内外の主要機関はほぼすべてCIAの管理下に降りたというのだ!! より強い側についたって事ですか。 でも鎮目の目的って何? そこが見えなかったかも。 裏道を進む囚われのヘイと葉月、小林。 だがその時聞こえた通路に通じる扉の叩かれる音。 既にCIAはここまで嗅ぎつけたよう。 そこで葉月が相手すると残る事に。 最後にヘイにかけられた言葉。 「BK-201。イザナミがお前を待ってる」 それを聞き、ヘイは走り出すのだった----。 葉月めちゃかっけ~♪ 白い光に駆けだすシーンの演出はキレイだったわ 一方、地下へ抜けだしたマダム達一行。 って、マオってばしっかり霧原の頭に乗ってるし(><) なんだかここでも未来形の乗り物を用意していたマダム。 どうやらジュライはひとりで蘇芳に逢いに行ったよう。 そして、次にマダムが向かったのは、博士の作りだしたスーパーコンピューターの置かれた隠し研究所。 だがそこにあったのは----無数の『紫苑』の身体! 一体マダムたちは何者か!? ドールネットワークにより観測された全世界の記録。 MEネットワークにより集められた全人類の記憶。 そのすべてがここにある! 何のために? 紫苑の計画に夢をかけた時からなりふり構っていられなかったと言うマダム。 そのためにMI6とCIAを騙し、紫苑と博士をロシアから連れ出したという。 空に浮かんだ月。 だがあれは月ではないとマダムは言うのだ。 「あれは人類の生きた証。 紫苑の能力を使ってコピーしたもうひとつの-----」 月ではなく、まさか紫苑はもうひとつの地球を作ったって事!? そんなものまでコピーできるのか! 博士の記憶からCIAはヘイたちがどこへ向かったか追っているよう。 そしてヘイはインと対面! だが、既に彼女の精神はゲート中央へ向かい、ここにいるのはインの抜け殻だと言うのだ!! 何もかも遅かったのか!? だが、なんとインは自ら覚醒を止めたというのだ!! 「イン・・・・もう終わりにしよう-----」 眠ったままのインの身体を見つめてぼそりと呟くヘイの姿・・・なんだか切なかったなぁ。 その頃紫苑は、蘇芳を外へ連れ出し、博士から2年前の事を聞いたと話していた。 水族館のプレゼント。 あれが蘇芳にとっての夢。 だが、それを紫苑は否定。 「人間らしい想い出を想像して入れただけの事さ。あれは僕の夢じゃない」 感情でものを言う蘇芳は、それは一緒に旅をした仲間の影響かもしれないと言う。 だがそこにイザナミに自殺を強いられた契約者の死体が転がっていたのだ。 驚く蘇芳。 更に目を放した一瞬の間に、忽然と紫苑が姿を消してしまうのだった------。 必死に紫苑を探す蘇芳の前にジュライの観測霊を発見!! そのジュライの前に姿を現した人物は----- 「作戦は中止だ、戻れ」 って、オーガスト7! あら、やっぱ生きてましたかっ(><) マジシャンだもんね、絶対何か仕掛けしてるはずだと思ってたもん。 驚いたと口にするジュライ。 だが彼は「あなたとは行かない」と紫苑と一緒にいると言う。 進化するドール。 好きにしろと、オーガスト7は消えてしまうのだった・・・。 そしてようやく蘇芳と再会したジュライは急ぎ彼女の手を取り観測霊の導くまま紫苑の元へと走る!! その頃、イザナミとイザナギが出会った事により、博士のスーパーコンピューターが動きだしたのだ! それが預言の始まりか!? その動きを察した鎮目。 葉月と最後の戦いへ------! 白い花が一面咲き乱れる場所。 そこに倒れていた紫苑。 「取引終了だ」 蘇芳が抱き上げたその身体。 既に老人のように頬はこけ、目は落ち込んでいる。 「プレゼントだ。僕の作った世界を、見てきてよ。 パパとママによろしく・・・お姉ちゃん-----」 そして紫苑はついに・・・。 その身体から抜け出した魂が彼の頭上に浮かんでいたインに吸収される! 紫苑に何をしたのか? 「望みを叶えた」 そして、次はジュライの魂まで! あっという間に屑折れるジュライ。 怒りの紫苑は、ランチャーを取りだす。 インがこうなる事を分かっていたヘイ。 「僕たちは約束したんだ!お互いの事にケリをつけるって!」 だがその時、インが手をかざし、蘇芳の胸にあった流星核が割れたのだ! それは実験の証。 人間をコピーし、MEで記憶を植え付けたとしても、それを長く定着する事が出来なかったと話すマダム。 流星核は蘇芳の記憶の定着を見極めるための実験装置だったというのだ!! つまりはこの旅自体が大きな実験だったと。 どんどん消えて行く蘇芳の記憶。 白く消えて行く映像がリアルで・・・。 「ヤダ・・・やだよ・・・消さないで・・・僕の記憶なんだ!!」 ヘイの顔も、声も!! 「俺にとっての蘇芳はお前だ」 そう言ってくれた言葉も・・・すべて!! 「消すなぁぁぁ!!」 そしてインに向けられた銃口。 引き金を止めたのは-----------ヘイ。 うわぁ!! これはめっちゃめっちゃ萌えたぁぁぁ(>▽<) 「誰?」 「次に行く場所で、お前にこれは必要ない」 そう言ってランチャーを奪うヘイ。 うつろな蘇芳を背中から、まるで守るかのようにその腕に抱きしめる。 「次はどこに行くの?僕たち、ずっと一緒だよね。 また旅を続けるんだよね」 「あぁ、そうだ」 「嘘だ」 「嘘じゃない。俺はいつでもお前の傍にいる・・・」 そう言って蘇芳の頬を撫でるヘイ。 「ヘイ---------------」 そして蘇芳は気を失ってしまうのだった・・・。 この後ろハグは白の花畑背景もあってめっちゃキレイだったわ~(^^) 一番のシーンでしたね♪ そして、ヘイの肩に触れたインの手。 宙に浮かぶ二人のイン。 白と黒。 「まだ遅くない。 あたしを殺して------」 その言葉に笑みを浮かべるヘイだった・・・。 ふたりの元へ駆けだす霧原とマオ。 だがその時、おびただしい光がヘイの星から発せられたのだ!! 一瞬にして天上からヘイとインを見降ろす場所へ飛ばされた霧原とマオ。 これもゲートの成せる技か。 ヘイの手がインの胸に--------!! そして、日常が戻る。 学校へ向かう蘇芳。 そして博士と母の姿も。 「何かが足りない。 そう思うようになったのはいつからだろう」 3人で行った水族館。 やはりここは特別な場所。 だが、そこですれ違ったのはジュライ!! 人間の男の子になってる~♪ 笑顔だ(^^) 「でも寂しいわけじゃない。 むしろいつも誰かに見守られているような、ほっとした気持ちになる。 会った事も、見たことも、想像すらできない誰かだけど、僕はその人の事をとてもよく知ってるような気がするんだ。 そしていつかきっと、会える日が来る事を信じてる。 さよなら-----------!!」 そう、今の蘇芳が住む世界は、紫苑がコピーして作りだしたもうひとつの世界!! 浮かんだ月ではない場所。 それをコピーしてしまえるって、どんな力なんだか。 だから自分の命が対価だったのか・・・。 でもそれが紫苑の願い。 失った姉がしあわせに暮らす世界。 そこに紫苑本人がいないのが切ないね。 でも、この世界そのものが紫苑の願いだったわけだから・・・。 残された霧原は小林に宣言。 「これからが始まりです」 そして、マダムとゲートを後にした霧原。 東京はアメリカをはじめとするかつての先進国に制圧され、暗躍した『組織』の存在は完全に幕を閉じたよう。 そこではどうやらあの老人も、鎮目も葉月に目を刺され殺されたよう。 だが、双子のドールは言う。 「またゲートが開いたよ。行ってみよう」 そう言って観測霊を飛ばすふたり。 預言の書に書かれた、新たに開かれたものとは何か? それはこの世界をどんな風に変えてしまうのか。 ゲートの中で眠るひとりのインによく似たドール。 だが髪は短く、まるで男の子のよう。 目を覚ましたドールは、傍にいたジョン・スミスたちの魂を身体の中に取りこんでしまうのだった----------。 これは意味深な目覚めだったねぇ。 一体誰なんだ、この子は(><) 「決して遠くない未来、起こりうる何かの為に、私たちは同じ道を選択した」 どうやら今、霧原は小林とマダムとマオと行動を共にしているよう。 「皮肉にも人はそんな私たちを、『組織』と呼んだ。 そののち、彼の消息はきかない。 それでも私は彼が生きていると信じている--------------」 って事で、一応決着がついたわけですが。 悪くない終わりだと思うけど、なんか終わってないというか、また続編出来そうな終わりって所ですね(^^) これはやはり続編あり? でもエンドクレジットでは「さよなら」だもんなぁ。 うわぁ~~ん。 もっとヘイたちの活躍が見たいって(><) こりゃDVD買って布教しなきゃって事ですか? 最後に登場した謎の人物の事。 葉月やヘイはどこへ行ったのか? 謎は残ったというより大きな伏線を残して・・・でしたから、是非続きを!!ですね。 でもやはりアクションは最高だったし、身なりをすっきりさせてからのヘイは最高でした♪ DTBらしい演出やこだわり、はっとさせられるシーンや笑い。 ツボを突く演出。 そういうのは随所で楽しませてもらいました。 でもやっぱ2クール欲しかったなぁ。 それだけが残念です。 ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪ 4210 HIT/3 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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