黒刀と千紫郎の過去-------------!!
いよいよこの回ですねぇ・・・。
ルカがジェネラルクラスに襲われたと聞き、心配な夕月だが、冬解は天白から夕月の外出を止められているため、それ以上は教えてくれない。
落ち込む夕月。
そんな夕月を見つめる黒刀と千紫郎だった・・・。
その頃、夕月が鎌倉の本邸に戻ってきた事をきいた天白は焔椎真たちもこちらに呼び寄せろと命令。
それは最終決戦を示すと言う事か・・・いよいよ動き出したツヴァイルトたち。
九十九たちと一緒にいたルカは月を見上げるのだった・・・。
同じ月を見上げる夕月。
ソドムに甘えて慰められているよう。
そこへ現れたのは---------黒刀。
お互い眠れない夜。
暇ならちょっと付き合えと、将棋をうつことにしたふたり。
眠そうにソドムが大あくびするのが可愛い♪
静かに将棋の駒が並ぶ中、黒刀は夕月に尋ねる。
「あいつはどうしてお前についてこなかった」
「黒刀くんは平気なんですか、ルカの事」
「だって、あいつは----------味方だろ」
夕月とルカの切れない絆。
それをちゃんと認めてくれている人もいるのだ。
「そういう相手なら、僕にもいた-------」
「千紫郎さんですか?」
どうやら彼ではないらしい。
なんと、
千紫郎は黒刀の二人目のパートナーだと言うのだ!!
元のペアだったツヴァイルトは・・・上級悪魔に殺されたという。
9年前、千紫郎の祖父、伽藍師匠の元へ預けられた黒刀。
ふたりとも幼いころの姿可愛すぎ~~~(>▽<)
黒刀は生意気そうなガキ。
挨拶も出来ないような子供だったよう。
平和ボケした者とバカにする黒刀でしたが・・・。
バカはいかんと、笑う伽藍師匠。
「今日からお前はわしらの家族なんだから」
そんなやさしさの中にあっても、黒刀はなかなか心を開かない子供だったよう。
ツヴァイルトの指輪を首にかけていた黒刀。
それに触れるなと、敵意むき出しの黒刀に戸惑いを隠せない千紫郎。
そんな黒刀には遊んでいる時間はないと、伽藍師匠にも反発。
「お前は何を思い、何のために戦うという」
仲間を殺した赤髪の男に復讐するため!!
「過去にとらわれ、飲まれてはならぬ」
ひとはひとりでは生きてはいけない。
そう子供を諭す伽藍師匠ですが・・・。
「僕はひとりでいい!!」
そう言って、誰も求めない黒刀。
だが・・・家に帰った黒刀を
「遅い!!」と出迎えてくれたのは、千紫郎。
心配したと怒りの千紫郎。
黒刀、もうひとりじゃないよ(^^)
そして、少しずつ心を開いていった黒刀。
どうやら黒刀の将棋の先生は伽藍師匠。
伽藍師匠の相手をしていくうちに強くなっていったんだね。
千紫郎は将棋はカラキシだったようで、伽藍にとっても対戦相手が出来て嬉しいよう♪
お弟子さんから貰ったと言う団子を持ってきて一生に食べようと誘う千紫郎に、
「どうしてもって言うんなら・・・」
って、
ツンデレな黒刀。
ふふふ、可愛いじゃないか、この子わっ(>▽<)
少しずつ心を開く黒刀は可愛いと、千紫郎も思っていたようですが。
そして、黒刀はプロ棋士に♪
自慢の孫だと近所に言いまくってるようなジジバカな伽藍。
それでも少し遠慮がちな黒刀。
後はそんな黒刀が伽藍師匠を
「じいちゃん」と呼んでくれたら・・・なぁんて、可愛くて仕方ないって、すっごく分かる伽藍の話だよね(^^)
椿姫と千紫郎はなんと婚約者だったよう。
幼いころから決められた相手。
だからずっと一緒に育ったよう。
可愛くないと言いつつ、千紫郎がかまうから、自然と椿姫も黒刀と関わるようになったよう。
自慢の孫、と伽藍師匠が一緒に写った記念写真。
それがあの写真。
その日・・・黒刀は、ひとりになりたくなった時、絶好の星見スポットだった大切な場所へ千紫郎を案内する。
ずっとひとりだと思っていた。
ツヴァイルトの証の指輪を見ながら、今までずっとひとりだったことを打ち明けた黒刀。
「でも、お前とふたりってのも、悪くない」
そう言って笑った黒刀。
「やっと見れたな、君の笑顔を」
その笑顔を引きだすまでの長い時間------------。
赤い髪の悪魔・・・。
彼に黒刀はペアだったツヴァイルトを目の前で殺されたのだ!!
だが、傷ついた黒刀には、それを見ているだけしかできなかったのだ。
唯一の攻撃は憎しみを込め、睨み隠す事くらい・・・。
「俺を殺しに来い。
退屈させるなよ、ツヴァイルト」
その悪夢から目覚めた時、黒刀の部屋に尋常ではない表情で駆けこんできた千紫郎。
わけもわからぬまま、いざという時に備えて作られたというシェルターのような納屋に連行される黒刀。
これはどう言う事なのか?
敵襲。
オーパスト、カデンツァの!!
それは、黒刀にとって、ペアを殺した悪魔!!
飛び出そうとする黒刀を身体を張って止める千紫郎。
ツヴァイルトを守るのが役目だという千紫郎の一族。
それに、ペアのいない今の黒刀ではどうにもならないのだから・・・。
それでも復讐を誓った相手を前に、道場の皆を危険にさらす事は出来ない!!
部屋を出ようとする黒刀を一蹴したのは・・・伽藍師匠。
「生き延びる事がお前の務めじゃ!!」
そして、この扉を封じ、天白が来るまで時間稼ぎをするという伽藍師匠。
離せと暴れる黒刀を背後からはがいじめにして止めた千紫郎。
「なんで・・・」
絶望に叫ぶ黒刀。
そして再び扉が開いたその時・・・。
ふたりの前に現れたのは、天白。
なんとかカデンツァは退けたものも・・・間に合わなかったよう。
今は見る影もない荒野と化した屋敷。
いなくなった道場の者たち。
すまなかったと謝る天白の向こう。
冬解が傘を掲げた地面に倒れていた伽藍。
でもその顔・・・
ふたりの孫を守って満足そうな表情を浮かべている--------。
駆け寄る千紫郎の目から涙が。
・・・あかん。
ここはもらい泣きしてしまいましたわ(><)
伽藍師匠。
そこへ現れたルカ。
最後まで扉を守るようにしていたという伽藍師匠。
「いるんだな、人間にも。こんな潔い死にざまを見せる奴が」
伽藍にとって、ふたりを守って死ぬ事が本会だった。
それを聞き、涙を流すふたり。
だが・・・黒刀は将棋盤を撫で、初めて
「じいちゃん」と呼びながらも、屋敷を出て行く道を選ぶ。
どこへ行くのかと止める千紫郎。
「僕は死神だ」
自分がここに居る事で、伽藍師匠との思い出も、千紫郎はあの夜の事も思い出してしまう。
だから傍にいない方がいいと言う黒刀。
「違う!!」
それを否定する千紫郎。
じいさんとの思い出を話す事が出来るのも、あの時の痛みや苦しみを分かち合えるのも、今は黒刀しかいないのだ!!
千紫郎は決意する。
自分をペアにしてほしいと。
「俺はツヴァイルトになる!!」
そして、血のにじむような努力をして、千紫郎は黒刀のツヴァイルトになったという。
自分がいなければ・・・大切なふたりを不幸にしたと語る黒刀。
「だから僕には、しあわせになる資格なんてない。
将棋を指すのも、これが最後だ」
そして4年。
ようやく黒刀のツヴァイルトになった千紫郎。
黒刀からうけとったペアの指輪。
・・・これって本当結婚の儀式のようだよね~♪
まぁ、そんなおちゃらけで言える内容ではない黒刀たちの過去ですが。
千紫郎がツヴァイルトになった事で、椿姫との婚約も解消されたよう。
まぁ、笑いながらも、椿姫の方は満更じゃなかったって感じですけどね。
千紫郎、いい男だし。
天然さんだけど、過去に肉親を悪魔に殺された重い過去を持つ子。
だからこそ一生懸命、ツヴァイルトになろうとしたんだろうなぁ・・・。
「俺はもう一度、黒刀の笑顔が見たいんだ」
そのために、戦う決意をした千紫郎。
きっと黒刀は自分への負い目がある事も分かってるから、それを取り除きたいって思いもあるだろうし。
夕月は伽藍の気持ちが分かったと言う。
黒刀と将棋を指す事は楽しいと。
「しあわせにおなり」
そう笑っていた伽藍。
「いいのか、じいちゃん、少しは願っても------------」
そうなるといいなぁ。
黒刀と千紫郎は同じ傷を負った者。
本当にツヴァイルトって重い宿命を持った者たちばかり。
厳しい戦いがこの先も待っていそうですね。
カデンツァ、黒田さん。
イメージぴったりだったわ~♪
伽藍師匠のシーンは原作でもキツいなぁと思ったけど、塚田さんの声がまたやさしいから余計にぐっときちゃいましたわ。
とてもいいシーンになっていたかと。
で、すっかり引き離された形になっちゃったルカと夕月。
再会はいつになる事やら(^^)
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このジャケット、色んな意味でヤバイっしょ(^^;)
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