どこからどこまで---------?
ついに島尾の存在に気づいた六花。
「出世払イ」と記された領収書は葉月宛。
島尾の特徴だったカタカナ文字。
エレガントだという島尾のこだわりのその字。
店に並べられた花は・・・どれも何かしらの記念日に島尾が六花のために作ってくれたものと同じアレンジフラワー。
忘れるはずがない、それらの花-----------!!
その頃島尾は・・・すべての遺品を整理して、島尾が使っていた愛用の器具を持ち出し、大きなリュックを背負い銀行へ。
六花が手つかずにしていたへそくりを引き出し、旅へ出ようとしていた。
そこへかかってきた六花からの電話。
最後にもう一度だけ、声が聞きたい。
その一心で電話に出た島尾。
最初は何も言わない六花。
だが、ひとつだけ。
島尾の部屋に置いてあったなつゆき草の鉢植え。
「返して欲しいの、どうしても」
これがふたりにとって大切な思い出の品なんだろうなぁ。
結局何も言わずに電話を切ってしまった島尾。
「どこにいるの・・・どこに行くの?」
六花と、島尾は何度も約束した。
旅番組を見ては、いつか一緒に行こうと・・・。
でも、100m歩くので息を切らすような島尾では絶対に無理な話。
一緒に旅に行ってもらえるような旦那と再婚しろと突っぱねる島尾に、六花は、べつにここでもいいのだと言い出す。
「一緒にいられるなら、なんでもいいの」
変な子だと言う島尾を見て、笑っていた六花。
そして六花は覚悟を決める。
店はミホに任せて、自分は旅へ出ることに。
それはあてのない旅。
「好きな人が確かにいるのに、それが誰だか分からないなんて。
こんな無責任な片思いってないわ」
相手は怪人二重面相か。
島尾はスケッチブックに新しく物語りを書き加え始めたよう。
動き出した世界。
でも、葉月は一瞬、店で六花に花の事を教えてもらっている気になってしまったよう。
それを海の世界に引き戻してくれたのは、また小さくなった六花姫。
気をつけないとと言い出す六花姫。
意識に記憶が出来ると、本当に戻れなくなってしまうというのだ。
だから、自分は絵の中に囚われている事を覚えておけと忠告する六花姫。
つい忘れそうになる自分の立場。
さらりと怖いことを言われた葉月は、ようやく怖さを実感することに。
なのに、また六花の妄想を見てしまう島尾。
最初に気になった絆創膏の過去と、バイト半年記念としてもらった鉢植えの話が混ざった妄想。
しあわせな気持ちに浸っていた葉月。
だがその時、六花姫が髪を引っ張って水の世界へ引き戻してくれたのだ。
「思い出の中だけに生きるつもり!?」
だが、先ほどから六花姫は自分を助けてくれるばかり。
助言から王子の作為は感じないのだ。
「姫を自由にしたいのは、王子の本音のひとつだからね」
割り切れない。
自分の鼻先で涙を流す六花姫の頭をなでてやる葉月。
やっぱりこうやって泣かせるのは間違っているから。
でも、六花の願いが、旦那とまた一緒に歩いていくことならどうするのか?
「どうする俺!?みたいな」
約束したのだ。
店長より長生きするって。
その時、聞こえたのは花やしきで六花が泣きながら島尾の事を忘れていないといった言葉。
いくら六花が島尾の事が好きでも、葉月が諦めるかどうかは別の話。
出来る事は諦めないでする。
そして、葉月はひっくり返った鉢の底の水抜きの穴に向かって飛び込んだのだ!!
どうなるかは分からない。
それでも・・・。
「幽霊の二の舞は----------ごめんだ!!」
さぁ、葉月の反撃になるのか!?
島尾はたどり着けなかった山へ登るつもりなのか。
なつゆき草の意味は?
そして六花はどっちが好きなのか答えを見つけることが出来るのか。
島尾の決意も気になるし、これは自分で自分自身の決着をつけようとしているんだろうな。
どうなるのか、最後まで目が離せない。
今回は島尾の六花への支配したい気持ちと、自由にしたい気持ちがせめぎあっているのも確認できて、ちょっとほろり。
今度は3人とも自分の気持ちと向き合う時がきたということで。
次回はどうなる!!
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