復讐のために-------------!!
「キスとはどういう感じのするものなのですか」
突然そんな事を兄に問う愛花。
妹の興味に10年早いと返事をする真広。
自分も未経験だという吉野は当たり前だと一蹴されてしまう始末。
相変わらず真広の前だと冷たい態度の愛花。
そのくせ
『初めてどうし今度しましょう』なぁんてデレなメールを送ってくる始末。
こりゃタチが悪いわ。
そりゃ吉野は振り回されまくりでしょ(^^;)
ある日------
復讐と魔法を巡る、維持間と空間を越えた戦いが始まった-----------!!
左門たち鎖部一族の手により、姿を現した“絶園の果実”。
各地でこの果実が出現し、これらが全て集まると元の形を取り戻し“絶園の樹”は復活し、世界は終わりを迎えるのだという。
真広は吉野に宣言する。
「オレが世界を救ってやる」と・・・。
だが、その先に現実味を感じられない吉野。
すでに黒鉄病はこの町の人々を金属に変えてしまった。
あの果実が出てくるのはヤバイ証拠。
それでも真広は町の10や20で済んでいればまだマシだというのだ。
その時人形を通じて吉野に声をかけてきた葉風。
「案ずるな、私は健在だ」
最強の魔法使いである自分が好きにはさせないというのだ。
葉風は一族を止めるため、孤島から魔具である人形を通して真広に指示を出し、果実の飛ぶ方向を元に“絶園の樹”の場所を探らせているのだ。
そして真広は行こうかと吉野を促す。
「すべての始まりの場所だ」
真広は、愛花を殺した犯人の手がかりをつかむため、吉野とともに殺害現場である自宅へと向かうことに。
ここで愛花は殺された。
犯人の逃走経路などを探ることは可能なのだという。
そこにあった魔法の力を封じた道具である魔具を使って犯人の割り出しをするよう。
葉風は万が一のためにあらゆる場所にこの魔具を一族にバレないように仕込んでいたよう。
この
魔具を直接肌に触れさせ、葉風の音声で許可が出されていれば、簡単な魔法を使うことは出来るというのだ。
ただし、使える回数は限られているという条件付きなのだそう。
だが、本物の魔法使い相手にこんな小道具で対抗できるのか?
出来なければ誰にも左門を止めることは出来ない。
最早やるしかないという領域のよう。
「魔法を破れるのは魔法だけだ」
そう断言する葉風。
そして銀の短剣を床に突き刺した真広。
葉風の許可を持って、そこから蔓のようなものが生え、家中にそれを張り巡らせたのだ。
1年前の事件なだけに、流石に解析には時間がかかるよう。
それでも真広がもう1年待ったのだから、多少の時間など苦ではない。
愛花の復讐のため、犯人を自分の手で殺すと決めたのだから!!
その心意気を愛花は天国で喜ぶだろうという吉野。
だが真広は
「死んだ人間は喜びも悲しみもしない」と言うのだ。
「オレは愛花を殺した奴が、何の裁きも受けない不合理を許せないだけだ」
なるほど、真広の行動の意味はそこにあったのか。
で、
世界を救うのはついでなのだと。
葉風とは利害の一致があるから裏切らないということで契約は成立しているよう。
ちょっとふたりを理解できない吉野。
町はすぐに封鎖される。
隣町に仕事に行っている親の心配もある。
吉野に早く町を出ろという真広。
手伝わなくていいのか?
だが、真広はこんなときだからこそ、彼女の傍にいてやれというのだ。
愛花に嫌われていた吉野が付き合う義理はない。
確かにそうだろう。
親友にも黙っていた秘密の付き合い。
こうなると、どんどん彼女が愛花だったと言えないだろうなぁ。
吉野は後ろめたさを感じただろう。
だが真広は護身用に間風の発動許可が出ている魔具まで与えてくれたのだ。
これがあれば黒鉄病も防げるという。
それは防御と高速移動が可能な魔具。
直接触れ、望む力をイメージすれば魔法が発動するという。
注意すべきは蝶。
あの果実の香りにあてられ一気に成虫になるというのだ。
「愛花を殺した奴をぶっ殺したら、戻ってくる。
その時、彼女に会わせろ」
「そうだな。
その時は、ちゃんと彼女を紹介するよ・・・」
これは精神的に辛いなぁ。
「永遠にこない明日の約束。
この世界では、いくつの明日の約束が音もなく消えうせたんだろう」
目の前に転がる、無数の黒鉄病に犯され亡くなった遺体。
母への電話は相変わらず繋がらない。
その頃、真広との接触を狙って、吉野の家につけていた山本。
ひとまずこの町を出ようと動き出す吉野。
町中で倒れていた学生たちに見覚えがある。
それは昼間財布を巻き上げられた上級生。
何かと入用になるだろうかと自分の財布を回収しようとしたその時、背後から殴られ、首を絞められてしまう吉野。
山本は容赦なく締め上げ、魔法使いについて全部話せと脅してきたのだ。
そこでポケットに入れていた魔具に触れ、高速移動と防御をイメージする吉野。
すると、山本は背中をしたたかに壁にぶつけ、その隙に吉野は彼女が落とした銃を奪って脱走。
向かった先は・・・学校。
ここもすでに遺体が転がりまくり。
名前すら思い出せないクラスメイト。
もう二度と思い出す必要もないけど・・・。
だが執拗に吉野を追ってくる山本。
なんで居場所が分かるんだ(><)
一方、真広はついに犯人の手がかりを魔具により得ていた。
その手がかりとは---------。
犯人探しがまさかの繋がりを持っていたようで、流石にこの結果に葉風も驚きを隠せない、
ただ、犯人を押さえるのに葉風が必要なのがはっきりしただけ。
どうやらこれ、一族絡みで何かがあったって話なんだろう。
だが話をしている間に町中で人と遭遇する真広。
トレンチコートにソフト帽。
長い髪をひとつにくくり、長い槍を持ったその男----------鎖部夏村(諏訪部っち♪)
「本物の魔法使いだ」
葉風でも「手ごわい」と言い切るこの鎖部一族の魔法使い。
果実調査のために左門から派遣された男だと聞き、ではここで倒しておくべきだと戦いを仕掛ける真広だった---------。
その頃、吉野を追い詰めるため、ガスを使って屋上へ導く山本。
怖いよ(><)
だが、屋上で山本の背後を取った吉野。
「あなたはここに来るまでに何を見ました?」
この世の関節が外れた世界で、起こりえないことがあるというのか?
今の吉野には構えた銃の引き金を引くことは出来る。
容赦なく。
そこで足で吉野の銃を蹴り飛ばした山本。
だが次の瞬間、山本に体当たりした吉野はそのまま高速移動で屋上の柵の外へダイブしてみせたのだ!!
落下するふたり。
だが今度は地面スレスレの所で防御の魔法を使い山本の身体を止め、最後に突き飛ばしてみせたのだ!!
なんという使いこなし。
吉野すげぇなぁ。
流石に死を見せ付けられた山本は、地面に転がり、恐怖に肩で息をつくしかできない。
「取引しませんか」
真広を放ってはおけないという吉野。
そして一時休戦し、二人は今は手を組むことに。
だが、早めに真広とは離れた方がいいと忠告する山本。
じゃなきゃ命がいくつあっても足りないと。
同じ事を恋人にも言われたと放す吉野。
1年前、会えなくなった恋人。
その言葉に山本は、愛花が吉野の恋人だったことを察したよう。
では吉野も復讐を?
だが自分は真広とは違うという吉野。
「復讐したって犯人を殺したって、不合理は不合理のままです。
何も変わりません。
何一つ戻ってきません。
一体、死んだ彼女のために何が出来るんでしょうね」
そう言って寂しそうに笑みを漏らす吉野。
「ひょっとすると、この関節が外れた世界でなら、見つかるかもしれません」
答えを探すための吉野の旅が始まる---------。
EDが愛花の花澤さんなんですけど、この重い展開にこの可愛い系の歌はどうなんだろう・・・(^^;)
歌はいいんだけど、作品イメージとは違うわ。
さぁて、山本とも一時休戦で行動を共にすることになった吉野。
早速鎖部一族との戦いをはじめた真広。
もしかしたら真広には愛花を殺した犯人を殺すという大義名分が出来ただけ、関節が外れた世界は生きやすい場所になったのではないのか。
暴走始めそうで怖いんだ、真広って。
でも、いざというとき肝が据わるのは吉野の方なんだろう。
さぁて、吉野たちは町を無事に出られるのか。
葉風の魔法はどこまでこの遠距離を越えられるのか。
愛花の死の真相は?
次回も気になる。
ドラマ感想ブログ ←よろしければ、ポチっとお願いいたします♪
【ポイント5倍 10/16 13:59迄】【送料無料】【新品】【漫画】絶園のテンペスト 全巻セット (1-7巻 最新刊)-全巻読破.COM漫画全巻大人買い専門店-
第1話
楽天ブログではTB受付出来ませんので、TBは下記2ndブログにお願いいたします。
送信確認・TB一覧は下のタイトルでリンクしております
↓
<トラックバックURL> http://blog.goo.ne.jp/tbinterface/dbda4dd885f72c9d8d57a212871ac039/ac