帰る場所-------!!
まるでバラの棺・・・。
小船に敷き詰められたバラの花。
そこに眠らされて流されてきたツクモ。
これは嘉禄の仕業なのだろう。
そこへ空から現れたのは・・・平門。
すぐにツクモの頬に触れ、仮死状態を確認すると、力を分け与え、彼女の目を覚まさせた平門。
村人たちは遠巻きのその様子を見ていたのだが、改めてお詫びに参ると言い残し、ツクモをお姫様抱っこで飛んで連れて行ってしまうのだった・・・。
さて、しばらくの間、第壱號艇での預かりとなった花礫と无。
こっちは兎さんがお出迎え~♪
可愛すぎるんですがっ(><)
でも、意外とデカイって話なんだよね。
声紋登録は何でもよかったって話。
「ただいま」ってのは、與儀の趣味って話なのか。
さて、でもどうやら花礫とキイチはどうにもそりが合わないようで。
お客さん扱いはしないって、自分達の部屋は自分達で掃除しろという勢い。
そこでキイチは時間までに終われるかと挑発。
受けて立つ花礫だけど・・・かなり手ごわい状態。
そこへ更に兎たちが毛玉を取るとか言い出す始末。
无はそんな兎たちの毛玉を取ってやることに。
もうこうなると片付けどころじゃないわけで、花礫も諦めモード。
めっちゃ気持ちよさそうにしている兎たちを見ていたら、キイチとの勝負も負けでいいかと思ったよう。
でも・・・これぞギブアンドテイク!?
なんと兎たちがお礼にと、片付けを手伝ってくれたのだ!!
時間より先に片付け成功♪
しっかりイヤミっぽく
「悪ィ。ちょっと時間かかったか」って。
キイチ怒り炸裂っ!!
わはは!!
いい勝負してる~♪
壱號艇に戻ってきた朔から。ツクモが戻ったと聞き、万歳三唱の无。
何でも聞きたいことに答えるという朔に、遠慮気味にツバメの事を尋ねる花礫。
どうやらツバメ側も花礫の事を気にかけているようだけど、元気なんだとか。
何より、輪の管轄対象になったことで、祖父の面倒もこれからは輪が見ることになったよう。
今まで世話になってた恩人に迷惑をかけなくなることで、ツバメは喜んでいるのだとか。
「へぇ、そうなんだ」と口では言うけれど・・・。
本当はちょっと寂しいんじゃないかなぁ。
ツバメたちと繋がっていられたのは、お金の工面をしていたこともあるのだろうし・・・。
それをしなくてよくなるって事は、つながりがなくなってしまうと思ったんじゃないかなぁ。
花礫も素直じゃないし。
さて、それでも與儀がまだ目を覚まさないということで、しばらく壱號艇に厄介になると言う事で、二人がどんな動きをするのか知りたいという喰。
だが・・・笑顔で始めたその鬼ごっこに、簡単につかまってしまった花礫。
今まで本気じゃなかっただけ。
あっという間に喰に首根っこを押さえつけられて倒されてしまった花礫。
完全に読み違えてた。
しかも毒舌過ぎる。
成り行きとか、付き合いで立っていられる場所ではないのだ、ここは。
しかも、
「はっきり言って花礫くんは、无くんの安定のために置かれている、捨て駒なんじゃないかな」
自分の場所に帰った方がいいんじゃないかなんて、言い残して去っていく喰。
うわぁ、最悪。
こりゃ花礫にプライドズタズタ~(><)
その夜。
どうにも喰の言葉が気になった无は彼に会いに行こうとするのだが、兎たちに拘束されてしまう。
代わりに話を聞く朔。
どうやら无は自分のせいでみんなが危ない目に合っていると思っているよう。
花礫のためには彼を解放した方がいいのかも・・・。
ついてきて欲しいと頼んだのは自分なのだから。
気持ちの中の願い。
それが叶うように、今自分が出来る事をするだけ。
朔に諭され、頷く无だった・・・。
一方、ようやく與儀が目を覚ましたよう。
すぐにでも二人を迎えに行くつもりで飛び出そうとするも・・・燭にとめられてしまう。
しかも既に二人は朔たちと、ビントという、最近密猟者が遺体で発見されるという特別保護区域に向かったよう。
そこで糺たちう研案塔の研究員たちと合流したものの・・・无はすぐに喰が勝手に同行させてしまう。
花礫は朔と同行することに。
そこで発見された細胞で、輪の者は力を具現化する補助をする万能細胞のインキュナを組み込まれた腕輪をしているというのだ。
だが、強過ぎる力は諸刃の剣。
暴走した姿が・・・前回の與儀のようなことになってしまうのだ。
適正能力のあるものだけが輪をやっているということ。
だがその時、喰とキイチ側に、動きがあったよう。
いつもは温厚な動物達が、何か殺気立っているのだ。
必死に庇う研究員たち。
だが・・・どうやらこの子はその研究員によって重傷だった状態から救うために薬を飲まされていたよう。
それで人間を恐れた動物が密猟者たちを殺していたのか・・・。
この子を助けるにはこうするしかなかったと絶望する研究員。
皆に襲い掛かろうとしたその子を砲って置くわけにもいかない。
その子が无に襲い掛かろうとしたその時----------。
颯爽と无を救ったのは・・・與儀!!
やっぱ来ちゃったのね(^^;)
キイチは犠牲は無駄にはしないとその子を処分してしまう。
喰は研究員にどこでその薬を入手したのかを問うも、燭の部下だという奴から受け取ったという曖昧な答え。
彼もまた動物たちを守りたかっただけ。
必死だったから、その子を異形の存在にしてでも助けたかったのだ。
合流した花礫に抱きついて感動の再会を果たした與儀だったが・・・。
やっぱ足蹴にされてるし(><)
名前を呼んでくれたことに感動する與儀。
顔がペコちゃんになってる~!!
でも、まずはリノルではゴメンと土下座して花礫たちに謝罪。
それより心配なのは、與儀の身体。
もう大丈夫って事で全快をアピールする與儀。
それより早く二人を貳號艇に連れて帰ることに必死なよう。
喰たちに二人を取られたくないってか(^^)
仲良くされるのもなんかイヤなようで。
與儀ってば子供ちゃん(^^)
「ただいま~!!」
「お帰りメイ」
二人を抱えて戻ってきた貳號艇では羊がお出迎え♪
花礫もようやく素直に「ただいま」と小さく挨拶出来たよう。
そしてツクモも!!
再会のハグに喜んでいた所・・・。
何故かやってきたのは、喰!!
どうやらしばらく无と一緒にいろと命令されたよう。
「よろしく」
その笑顔が怖いよ!!
青ざめる无。
うん。
どうやら花礫にも、无にも壱號艇の空気は合わなかったようで(^^)
ようやくいつもの場所へ戻ってきて落ち着いた无は、花礫に問う。
「帰りたいとこって、どこ?」
どこどこと何度も聞かれて、
「うっせぇよ!!ねぇよ!!」と厄介払い。
自分には出来る事は少ない。
助けられなかった仲間。
それでも與儀が教えてくれた。
ここには「ただいま」と帰ってこられることを。
无は無邪気そうに告げる。
「花礫、俺ね、みんなと一緒の所がいい。
それとね、嘉禄が元気でみつかったら嬉しい。
だから、そうなるいっぱいの事をするんだ」
言葉が繋がってないし~(><)
でも、思いは伝わる。
ささやかな変化なのかな。
でも、今まで仲間も自分から遠ざけ、ひとりでいた花礫には、初めて戻れる場所が出来た。
大切な場所。
大切なみんな。
无と出会って、そんなものを得られた花礫。
一方の嘉禄は・・・彼は死ぬ運命なの?
骨と皮になるだけってどういう意味なんだろ。
ツクモが助かったのはいいとして、そこらへんの描写はもう少し欲しかった所だなぁ。
前回あれだけ引っ張ったわけだし・・・。
そういう細かい繋ぎが気になったかも。
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