|
カテゴリ:学校、病院,障害児をとりまく制度
昨日書いた発達障害支援法案、単純に喜んでいたら、どうやら今国会の提出はかなり難しくなってしまったようです。
あれから、ちょっと調べてみてカイパパさんのサイトで経緯を知りました。 カイパパ通信blog☆自閉症スペクタクル このサイトを見て、私も2通メールを送りました。 国会のこういう状況下で何の力になるとは思っていないけれど、まずお礼が言いたかったんです。 軽度発達障害と聞けばおそらく100人のうち99人以上が軽度ならまだ、いいんじゃないと感じると思うでしょう。今まで制度がなかったのは必要とする人の数が少なかった、あるいは必要の度合いが少ないとみなされていたからです。 そういう少数のための制度を作ると言うことは政治家としてものすごく地味な報われることの少ない仕事に違いありません。 私は政治には疎いけれどそれでも法案を提出するまでの労力が並大抵のことではないことは知っています。法律的な問題の検討、文面の作成、各方面の利害折衝からはじまって各党の思惑ひしめくなか、多くの議案を差し置いての提出となります。 この超党派議員団「発達障害の支援を考える議員連盟」の会長には元総理大臣橋本龍太郎氏の名前があります。自民党の長老が会長を名乗るからにはそれまでの折衝にも大変な苦労があったはずです。 対象者が少ないからおそらく、メディアに取り上げられ功績が讃えられることもあまりなく、もちろん地域も全国に散らばっているから選挙的に恩恵があるわけでもない。そういう仕事を、そうまで時間と労力を割いてできる人というのはやはり本当の政治信念と苦しむ者への共感を持っておられると思います。 発達障害の支援を考える議員連盟の方々へ、私は心から敬意と感謝を送ります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004/06/11 09:10:44 AM
[学校、病院,障害児をとりまく制度] カテゴリの最新記事
|