カテゴリ:自由研究のタネ
湯之奥金山博物館の正面玄関の脇に、こんな光景が見られます。そこは、乾いた 砂混じりの土が広がっていて、そこの一面に、大小いくつものすり鉢のような凹み が見られるのです。 一番近くのものを近寄って観察しました。すり鉢の中心に行くほど細かな砂になっ ています。これはいったい何かといいますと、一般に「ありじごく」と呼ばれるも のです。 真上から見てみました。 この「ありじこく」は、この中にいったんアリなどが迷い込んで落ち込むと砂が サラサラ流れ落ちるのといっしょにすり鉢の中心に吸い込まれていきます。すると その穴の底に潜む怪物のような虫の餌食になってしまうのです。 「ありじごく」というすり鉢の底に住む虫は、じつはウスバカゲロウの幼虫です。 さて、自由研究のタネですが、①いったいウスバカゲロウの幼虫は、どのように して、このすり鉢のような「ありじごく」を作るのか。②幼虫は、成虫であるウス バカゲロウになるまでの間に「変態」をするのだろうか。 とても単純なことのように思われますが、これは実にすごいテーマだと思います。 レッツ・チャレンジ!! でしょう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.07.18 23:19:12
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