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2024/05/15
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳

◆ 勝手に押しかけてきた兵隊さんに時の総理が説教しようとしたところ、銃弾をお見舞いされ軍人のDQN振りが問題化(1932年、五・一五事件)。 ◆ マクドの第一号店が開店(1940年)。当初は兄弟で細々とやっていたが、出入りのセールスマンが経営権を買い取り今では全世界を席巻するエサの供給業者に。 ◆ 沖縄県が、27年ぶりに日本領土となる(1972年)。とは言いながら、県の11%は今もなお米軍の占領下にある。
【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 / 令和5年05月15日 ​ 】​

​〈​​物流2024年問題〉物流コストの上昇は本当に物価高騰の主要因なのか?
 =後節=​​​

Wedge_Report 【「最後の暗黒大陸」物流の〝今〟 / 2024年5月7日】 
田阪幹雄( NX総合研究所リサーチフェロー)



JILS「物流コスト調査」が示す売上高物流コスト比率の動向
 そのように申し上げても読者の中には、荷主の販売価格に占める物流コストの割合が大きければ、いくら物流コストの値上がり率が大きくなくとも、影響は大きいのではないかと考える方もいらっしゃるかも知れない。
 そのような疑問にお答えするために、公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会(JILS)が毎年発表している「売上高物流コスト比率」についてご紹介しておきたいと思う。
 JILSでは、毎年、荷主企業を対象に「物流コスト調査」を行い、各社の詳細な物流コストを把握し、売上高物流コスト比率の推移、荷主企業の物流コストの業種別動向、日本全体のマクロ物流コストなどを報告書として公表している。下図は、その中の18年度から23年度の間の売上高物流コスト比率の推移を物流機能別に示したグラフである。
 ご覧の通り、直近の6年間については売上高に占める全物流コストの割合は約5%前後、その内数であり「2024年問題」の主役である輸送費の割合は3%前後、保管費の割合は1%未満、その他については1.5%前後といったところである。
 売上高に占める割合がこの程度のレベルであるコストが一桁台前半の割合で値上がりしたとしても、荷主の売値を二桁の割合で値上げしなければならないような影響は、一般的には現出しないことはご理解頂けるのではないだろうか。



しかし筆者は、冒頭で取り上げた物流コスト増の影響で二桁の割合の値上げを実施すると表明している荷主企業が嘘をついていると言っているのでは断じてない。繰り返しになり恐縮だが、筆者は物流コストが売上高に占める割合は企業により異なるものであり、場合によってはこのような企業があっても不思議ではないと考えているからである。
 筆者が指摘しておきたいのは、このような話題を取り上げる際に、ここまで筆者が述べて来たような客観的データにもとづく一般的トレンドを把握せずに、特定の企業の動向に焦点を当てた報道をアウトプットすると、国民をミスリードすることになるのではないかということである。
 恐らく物流関係者の中には、商品値上げの理由として物流コストが悪者のように取り上げられることが多いと苦々しく感じている人たちが、さらにこのような記事が「2024年問題」に伴って予想される物流コスト増を抑え込もうとするプロパガンダではないかとさえ考えている人たちが、少なからずいるのではなかろうか。



目指すべき本質的な物流コスト削減
 いずれにしてもわれわれはまだ、「2024年問題」に足を踏み入れたばかりであり、どの程度の物流コスト増が発生するかについては、今後注視して行くしかないであろう。
 しかし、荷主企業は、これまで享受して来たサービス役務が受けられなくなることを想定した対策を取る必要があるであろう。例えば、手待ちの削減・解消のために庫内作業の改善を図ったり、荷役時間を削減するためにパレット化を図ったり、ドライバーに替わって荷役を行う従業員を採用したり、それら荷役作業の自動化・省人化・無人化を図ったりすることに新たなコストが発生する可能性は高いであろう。
 上図は、先に取り上げた図が売上高物流コスト比率を物流機能別に示していたのに対し、売上高物流コスト比率を支払形態別に示した図であるが、トラック運賃を中心とする輸送費を含む「対専業者支払分」のみならず、この図では1%に満たない割合の「自家物流費」や「対物流子会社支払分」のコストが増える可能性があるということである。
 しかし、このコスト増により、例えば従来一運行当たり2往復しかできなかった輸配送ルートを3往復できるようになるというような、物流事業者側の生産性向上が実現できれば、中長期的にはより本質的な物流コスト削減が可能になるのではないのではなかろうか。



○◎ ○◎   ◎ ◎ ◎   ◎○ ◎○ ◎○ 

古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
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Last updated  2024/05/15 05:10:08 AM
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