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2024/05/17
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★忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳

◆ 保守分裂から日和見を決め込んでいた参議院議員58名が緑風会を結成、自分たちを良識の代表と自惚れ始める(1947年)。 ◆ 兄貴のアーン♥♥小説の映画化で、石原裕次郎が脇役ながら銀幕デビューを飾る(1956年=映画『太陽の季節』が封切り)。 ◆ 睡眠薬サリドマイドがようやく出荷停止(1962年)。しかし前年の11月に奇形児を出産する恐れがあると指摘されていたが、製造元はダンマリを決め込んで今まで売っていた。
【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 /令和5年05月17日

〈子どもたちに大谷翔平のスイング〉“常識外”のアッパースイングに
指導者との軋轢も、スイング革命に挑む「根鈴道場」 =後節=

Wedge_Report 【人口減少社会とスポーツと子どもと / 2024年5月4日】 
田中充(スポーツライター、尚美学園大学スポーツマネジメント学部准教授)



 マシン相手の練習でも、本塁打性の当たりが次々と施設を覆うネットを直撃する。打ち損じてもボールはゴロではないので、ファールゾーンに鋭く切れる。根鈴さんは「打ち損じがゴロだとアウトになりますが、この打ち方ならタイミングが遅れても打球はライナー性のファールで逃れることができます」と利点を挙げる。
 幹大さんは身長160センチ、体重60キロ。身長は学校のクラスでも前から3、4番目と小柄だが、所属する硬式のシニアチームでは長打を期待される4番を打つ中心打者だ。
 大きな当たりを打ちたくて中学入学時から根鈴道場へ通う。章仁さんは息子の野球に労力も金銭面でも協力を惜しまなかった。
 成果もあって、中学で最初に入った硬式のチームでも練習で大きな当たりを連発した。しかし、年配の指導者から打撃フォームで目をつけられ、ストップがかかった。
 「なんだ、そのスイングは。体が小さいんだから、ゴロを打て。そんなスイングをしている間は試合では使わないぞ」
 章仁さんは「まるで脅迫だった」と振り返る。幹大さんも「どんなに練習をしても、この打ち方なら試合で使ってもらえないと言われて、打撃フォームを変えようかと思った」と打ち明ける。それでも、自分の理想に近いフォームを変えたくなくて、最終的には数カ月で退部を選んだ。



 目標は「甲子園」ではなく、海の向こうへ
 幸いにも、父が練習に付き合ってくれ、根鈴道場にも通い続けた。数カ月が経ち、現在のチームに入ることを決めた。
 入団の際、チームの監督には「打撃フォームを変えたくないんですが、大丈夫ですか」と伺いを立てた。「うちのチームは自主性を重んじています。自分のフォームで勝負してください」と言ってもらえた。
 新天地で野球に熱中する幹大さんのもとには、すでに甲子園出場経験のある高校から声がかかっているという。しかし、将来はメジャーリーガーを夢見る幹大さんの目標は「甲子園」ではない。中学を卒業したらカナダの高校への進学を目指しているという。あこがれの存在は、根鈴さんの長男で昨年秋からカナダへ渡り、現地の高校に通いながら野球を続けている風大くんだ。
 根鈴さんは「野球をやっている子どもたちの夢がプロ野球選手ということは変わらなくても、それが日本のプロ野球ではなく、最終的にはメジャーという流れになっている」と指摘する。
 従来は高校野球で甲子園を目指し、その後に最短なら高卒でドラフト指名を受け、大谷選手のように日本のプロ野球で活躍をしてポスティングシステムでメジャーへ行くというのが理想的なモデルケースだろう。一方で、この春からは大谷選手と同じ岩手・花巻東高から米スタンフォード大学へ進学する佐々木倫太郎選手が注目を集める。
さらには、日本の高校で「甲子園」を目指すのではなく、将来につなげるために「高校年代」を海外でプレーするケースが出ているという。根鈴さんは「私の息子だけでなく、そういう選手はすでに一定数、います」と話す。もちろん、金銭的な負担もあって誰もが目指せる道ではないが、風大くんも奨学金によって道を切り開いた。



大谷選手のスイングも「やってみよう」
 日本の少年野球人口は減少傾向にある一方で、熱心な保護者に恵まれた子どもたちは小さいころから高価な用具を手にし、野球のアカデミーに通うケースもある。両親が共働き、シングル世帯などは、親が少年野球の係などに負担を感じて入団を躊躇するのとは対照的で、少年野球の世界が「二極化」と指摘される所以だ。しかし、根鈴さんは野球の「英才教育」には懐疑的な一面も持つ。
 「例えば、卓球やバドミントンなどは、10代半ばで世界のトップ選手になるケースを目にします。しかし、野球では10代前半の選手が20代以上の大人の選手と同じカテゴリーで勝負して圧倒するということは、まず起こりえません。それは、野球は技術ももちろん、パワーやフィジカルも求められる競技だからです。
 ですから、小学校のときに目立っていない選手でも、年齢が上がるにつれて体が大きくなって頭角を現すケースもたくさんあります。小学生の間は、まずは野球を楽しめばいいと思っています」
 このため、根鈴道場でも、直近の大会のためなどの目的で小学年代の子どもたちの個人指導の依頼があっても受けていないという。一方で、子どもたちが楽しむ環境を、大人の指導者が奪うことには警笛を鳴らす。
 「子どもがスポーツニュースで見た大谷選手のスイングをマネして、『次の試合はこのスイングでホームランを打つ』って言ってきたら、少年野球の指導者なら結果的に打てなくても『じゃあ、やってみろ』と背中を押してあげるべきです。そこで、『お前にはそんな打ち方は無理だ』とか否定する指導者がいると聞きます。
 彼らはボランティアで指導をしているので、親御さんも面倒をみてもらっているという後ろめたさから苦情を言えない。ボランティアという耳あたりの良い言葉で、子どもたちが抑圧されてしまっている。そういうことが野球人口の減少にもつながっているのではないでしょうか」

・・・・・おわり



                                     ○◎ ○◎   ◎ ◎ ◎   ◎○ ◎○ ◎○ 

古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
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Last updated  2024/05/17 10:30:15 AM
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