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2011.05.30
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カテゴリ:日々の記録
先日、大学時代の友達からメールが来ました。

ここ何年かは年賀状のやりとりだけになっていた彼女からのメールには、彼女の近況と共に、大学時代のことが書かれていました。

そして、メールの最後は、こんな言葉で結ばれていました。

「私は友人として、bonaさんの、強さと優しさをずっと尊敬しています。」



この言葉を読んだとき、私はとても驚きました。
驚いたあと、なんだか悲しくなって、涙がこぼれてきそうになりました。

当時の私は、彼女の目にそんなふうに映っていたのでしょうか。



大学時代を振り返ってみると、あの頃だってそれなりに嫌なことも憂鬱なこともあったけれど、全体としては、きらきらと輝いていた日々だったような気がします。

社会人になってからは、いくつもの挫折を経験し、そのたびに不器用に傷ついて、気がつけば自尊心なんてほとんどなくなっていました。

だから、誰かの心の中に「強くて優しい私」がいたなんて、驚きだったし、なんだかそんなふうに言ってもらうことが申し訳ないような気がしてしまいました。
あの頃は、なんの痛みも知らず、自信過剰で生意気で、まるで子どもだった私なのですから・・・。



「痛み」を知ると臆病になってしまうものだと思います。

人生の過程でいろいろな痛みを経験すると、だんだん臆病になってきてしまい、何かを「望む」ことよりも、何かを「あきらめる」ことの方が簡単に思えてきます。

でも、やっぱり本当は、あきらめたくない。
転んでも、痛くても、傷ついても。



「私は友人として、bonaさんの、強さと優しさをずっと尊敬しています。」という言葉。

今の私にはもったいないような言葉です。
でも、これから先は、いただいた言葉に恥じないような自分になれるよう努力したいと思います。

きっと「強くて優しい私」は、あきらめずに、前を向いて、一歩一歩、歩んで行けるはずです。





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最終更新日  2018.04.23 19:31:20
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