ボンジュール･ド･パリ

私も毎日ラーメンやカレーを食べているわけではありません。
せっかくフランスにいるのに、これではいけない・・・。

で、今日はフレンチで決めてみました。

フレンチって言っても、フランス料理はフランス料理なんですが・・・

これです↓



クレープ。お店で座って食べるとこんな感じで出てきます。

一口にクレープと言っても、そば粉のクレープと普通の小麦粉のクレープがあり、前者がgalette（ガレット）、後者がcrêpe(クレープ）と呼ばれています。

普通、ハムが入ったり、チーズが入ったりするおかず系がガレット、デザートがクレープです。

今日注文したのは、どこの店にも必ずあるla complète（ラ・コンプレット）にサラダ付き。

ラ・コンプレット＝全部入ったクレープという意味でハム・チーズ・卵が入っています。
なぜ”全部入った”という言葉を使うかというと・・・

まずどこの店でもおかず系クレープのベースはハムまたはチーズまたは卵のみで
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さらにハム＋チーズ、ハム＋卵、チーズ＋卵というメニューもあり
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そして最後にそれらが全部入ったものがある

から・・・だと思います。

これらベーシックなものの他、今日のお店では夏のメニューでメロンが入ったものやら、サーモンが入ったスカンジナビア系のものも登場していました。メロンのはとても見たかったのですが、残念ながらそれらしきものを注文している人はいませんでした・・・。

隣の人が食べていた、ミートソース入りに目玉焼きが乗っかったのもとってもおいしそうで、次回はこれにしようかなと密かに決めています。でも卵を乗せると１ユーロアップらしい。

この店ではチキンのマスタードホワイトソース和えが入ったのがとてもおいしかったのですが、これはメニューからいつのまにか消えてしまいました。
私が気に入って食べてるものってどこでもマイナーなんでしょうか、よくこういうことが起こります（涙）。

さてクレープと言えば、飲み物はもちろんシードルです。
これらを最初に合わせた人はえらいなーって感心するくらい、ぴったりです。
シードルなくしてはクレープは味わえません。

このシードル、写真にあるように陶器のカップで飲むのが一般的です。
なぜなんでしょう？
なんとなく炭酸ものは透明コップで飲みたい気もしますが・・・。
確かに陶器のカップで飲むと雰囲気は出ますけれどね。

ほんとうはこの後デザートのクレープをご紹介したかったのですが、ハム＋チーズ＋卵のミックスはかなりお腹に来るのです。
今日もデザートを想定しつつ最初のクレープを食べていたのですが、食べ終わってからデザートの注文を取りに来られるまでがちょっと長くて、その間にみるみる満腹感に襲われてしまいました。

よって今回はデザートはなしです。次回にご期待ください。

しかしハムにチーズに卵・・・今日もカロリー高いです。