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テーマ:映画館で観た映画(8404)
カテゴリ:映画・TV
製作年:2005年
監督:Emmanuel Carrère 出演:Vincent Lindon, Emmanuelle Devos 鑑賞日:2005年8月24日 独断と偏見の評価:★★★★☆ かなり前に公開になり、ずっと前から見なきゃ見なきゃと思いながら見そびれていこの映画。奇跡的にまだやっていました。 なんとなく後回しになっていたのは、批評がイマイチだったこと。 それでもストーリーがなかなか面白そうなのと、俳優陣に惹かれて見に行くことにしました。 ふと思い立ち、長年たくわえていた髭を剃り落とした男、マーク。 その顔を見ても、何も気付かない妻。 髪型を変えたのに主人が気付いてくれない妻というのはよくありますが、これはまさにその反対。 妙に奥さんの前に立ってみたり、あらゆる手を使って一生懸命奥さんに気付いてもらおうとするのですが、全然気付いてもらえない・・・。 その日は友人宅に招待されており、二人連れ立って出かけますが、そこでも友達は何も言わず。 だんだんイライラしてきたマークはとうとう帰りの車の中ですねてしまいます。 「お前が気付いてくれないからいけないんだ」というマーク。 「???」の妻。 男はとうとう「髭だよ、髭。どうして何も言わないんだ!」と叫びます。 それに対して妻は「何のことだかわからない・・・」 翌日、いつもの通り出勤してみても、やはり誰も何も言わない。いつものカフェでも何も気付かれない。 いったい何がどうなっているのか? これほど深刻に思われる髭の話は単なるストーリーの前置きに過ぎず・・・。 ラストも「うーん」と考えてしまいました。 映画はかなりよく出来ていたと思いますが、先日この小説版を見つけたのでこれも読んでみようかなと思っているところ。 かなりお勧めの一作です。 いつもありがとうございます。今日もクリックよろしくお願いします! → お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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