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カテゴリ:フランス・フランス人
てっきり1月初めから始まっていたとばかり思っていた公共施設での全面禁煙。実は2月の1日からでした。1月終わりごろにやたらニュースやら何やらで禁煙、禁煙と騒ぎ出したので2月からだったと気づきました。うちの事務所は完全禁煙というわけではないのですが、特に室内で吸う人もいないのであまり関係ないんですよね・・・。
レストランやバーなどは2008年からというのは非常に記憶に残っていたのですが、最初に施行になった「公共施設」での禁煙、これに関してはどこからどこまでが適用されるのかあまり頭にありませんでした。ですから、「これで道で前を歩く人のタバコの煙を吸わなくて済むな」と思っていたのですが・・・。 2月1日朝。 会社近くの駅を出たところで前を歩いている女性がタバコを吸っていました。 私はタバコは全く吸わないので、他人のタバコはやはり気になる方なのですが、バーなどで吸われる分には意外にあまり気になりません。あれも一種の雰囲気のうちと思っているので。ただレストランで食事中に隣の人に吸われるのはあまり感心しませんが・・・(けれどこれは禁煙席に空席がなく、自ら喫煙席に座っているという場合ですから文句は言えない)。 一番いやなのは上記のごとく、前を歩いている人がタバコを吸っていて、その煙がもろ後ろに流れてくる場合。その人を抜かせばいいのですが、細い道だったり障害物があったりとなかなか抜かせない場合がありますよね。こういう場合はただただ気分が悪いです。 この1日の朝も禁煙法も施行になったのに、道でタバコを吸いながら歩くとは何事だと思いました。天下の横道はりっぱな「公共施設」。この人は禁煙法を知らないのか・・・。よっぽど声を掛けて一言言ってやろうかと思いましたが、 言わなくてよかった・・・。 恥をかくところでした。 道は禁煙の範囲に入ってないそうです。 禁煙法が適用されるのは、事務所内はもちろんのこと外だと公園とか、人が通るところじゃなくて「集まる」ところのようですね、どうやら・・・。 これまでもすでに事務所内は全面禁煙というところが多くて、吸いたい人は外に出て吸うようになってましたが、これからは全国的に公共の室内が禁煙になって、ますます外で吸う人が多くなるということか・・・。 当然道でタバコを吸う人の数も増えることでしょう。 結局、私が一番いやだと思っている「道でタバコ」を助長する結果になったとはなんとも皮肉な話ですね。 東京では道でタバコが吸えない区がありましたよね。これはほんとにすごいことだと思います。 フランスは数年前にタバコ税がぐんと上がって、タバコの値段が非常に高いですが(そのせいで例の「マルボロ、マルボロ」のような人がいるわけで・・・)、結局それでタバコを止めた、数を減らしたという人は私の周りにはいません。今回の禁煙法も結局のところ、喫煙者の数を減らす効果はあまりないのでしょう。 ま、あまり減るとタバコ税で儲けている政府も困るしね。 以上、タバコを吸わない者の独り言でした。 いつも応援ありがとうございます。今日もクリックどうぞよろしくお願いします。 → パリの日常の写真はこちらへどうぞ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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