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テーマ:食べ物あれこれ(49888)
カテゴリ:料理・お菓子作り
ちょっと前までは暖冬と言いつつも、やはり冬の楽しみの一つである煮込み料理を前日から用意することがよくあったんですが(前日から煮込んでおくと当日は大してやることがなく楽)、ここ数日はほんとうに暖かくなってきて、なんとなく長時間熱を使う気がなくなりました。
買い物に行くとまたおいしそうな豚のスライスがあったので、即これに決定! 焼くだけですから調理時間もあまりかからないし。 先日のしょうが焼きもまたいいかななんて思いつつ、詳細は家にあるもので考えようととりあえずそれだけ買って帰りました。 しょうが焼きなら付け合せはライス、けれどあの豚を見たときに頭をよぎったのはご飯というよりむしろポテトでした。 というわけでできあがりはこれ↓ 豚は適当に焼いてクリーム系のソースにし、あとはにんじんのグラッセに、私的には豚よりもメインのじゃがいものピュレ。 ピュレは久々に作ったら疲れました・・・。運動不足のせいだとしたらヤバイかも。熱は確かにあまり使いませんでしたが、このじゃがいもつぶしでかなり暑くなりました(笑)。 豚のほうは、作るときになって思ったのがシードルでも買えばよかった・・・ということ。 シードルをベースにしたソース、そういうのが食べたかったんです、よく考えたら。家にはシードルの買い置きなんてないし、結局全然違いますがマルサラ酒を使いました。これでもおいしかったんですが。 シードルを使ったときは、付け合せにリンゴを焼いたやつを付けるとこれまたよいでしょうね。次回はシードルを忘れないようにしよう。 私はこういう感じのお料理ってとても好きなのですが、例えば究極の選択でこれからの一生、しょうが焼きかこういうクリーム系の料理、どちらかを選ばなきゃならないとしたらたぶんしょうが焼きを選ぶことになると思います。 ところが彼はどちらかというとこういうクリーム系のお料理をものすごくおいしく感じるらしいのです。前回のしょうが焼きも好きみたいですが、こういうお料理は食べっぷりが全然違うんですよね。そりゃあ今回のお料理は、バターやクリームがたっぷりですから、好きな人にはたまらないでしょう。 こういうのを見ると、この人はフランス人なんだなーと改めて思います。 味覚って不思議ですよね。 舌そのものは日本人だろうとフランス人だろうと基本的には同じだろうに、育ってきた食環境でずいぶんと違ってしまうものなんですよね。 彼はこれからの一生涯、ひとつの国の料理だけしか食べられないとしたら、やはり迷わずフランス料理だそうです。 在仏数十年という日本人の中には、年と共に和食を多く食べるようになったとおっしゃる方が多くいらっしゃいます。こってりしたフランス料理を胃が受けつけなくなるということですが、胃弱な私にはよくわかります。私の場合、お昼はまだいいんですけど晩にあれだけ食べるとちょっとねぇ・・・。けれどフランス人はお年を召してもお肉もガンガン食べてますよね。しかも晩の10時とか11時に。長年、魚や野菜で生きてきた日本人とは胃腸の出来も全然違うのでしょう。そりゃあ一生涯こってりフランス料理もOKなんでしょうね 先日、某レストランで食べたチャーハンが消化できなくて一日中胃が痛かった私からすると非常にうらやましい話です。でもいくら胃が丈夫でも一生フランス料理だけはつらいでしょうね。 いつも応援ありがとうございます。今日もクリックどうぞよろしくお願いします。 → パリの日常の写真はこちらへどうぞ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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