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カテゴリ:フランス語
涼しい涼しいと毎日言ってるパリですが、今日はびっくりしましたよ~。
なんと雹が降りました。 こちらに来た当初、4月に雹が降って驚いたことがあったんですが、これまで経験した一番遅い時期の雹は5月だったかな。 それが7月に降るなんて・・・。 怖いですね、ほんと。 「デイ・アフター・トゥモロー」みたいになったらどうしよう・・・と本気で恐ろしくなりました。 さて、今日は久しぶりにフランス語ネタです。 先日時間つぶしに友達とカフェのはしごをしました。 ・・・と言っても残念ながらおしゃれな界隈じゃないので、日本語で言うならカフェというよりは「純喫茶」とかそういう名称の方が似合いそうな雰囲気のところだったんですが。 2軒目に入ったところで、お手洗いに行きました。 するとトイレのタンクの上にこんな張り紙が。 ![]() まあ皆さんご存じだとは思いますが、こちらのトイレのタンクって日本みたいに手洗い用の水が出るところはないんです。 これがあったらもうちょっと皆ちゃんと手を洗うんじゃないかと思うんですが・・・。 フランス人って手を洗わない人、結構いるんですよね。 トイレと洗面所が一緒のところはあまり確認できないんですが、別になってるところだとトイレから一直線に部屋に戻ってくるのが見えちゃって。 あー、手を洗ってないなと思ってしまうのです。 公衆トイレでも、手を洗わずにそのまま出て行ってしまう女の人を見るといまだにショック・・・。 まあそういうわけで、ブルー○ット置くだけみたいな製品はこちらでは需要はありません。 ・・・で張り紙に話を戻します。 日本語に訳すと「水を流すときはボタンを押してください」となるわけで問題ないんですが、フランス語をこのまま一語ずつ訳してみると、「水洗を引くにはボタンを押してください」とちょっとおかしいんですよね・・・。 トイレの水を流すってTIRER LA CHASSE D'EAUってよく言うんですが、このTIRERという動詞が「引く」という意味なんです。 昔のトイレは天井のところにタンクがあって、そこから長い紐状のものが伸びてました。これを引くことによりトイレの水が流れる仕組みだったので、今でも「引く」って言うんじゃないかと思うんですが・・・。 まあ今はもうあまり言う人もいなくなったと思いますが、テレビがチャンネル式からボタン式に変わっても、しばらくの間「チャンネルを廻して」という言葉が残ったような感じでしょうか。 ・・・とまあ単独にはトイレの水を流すのに「引く」という言葉を使っても全然おかしくないんですが、その後にこうやってボタンを押してくださいとなると変ですよね(笑)。 正しいようでおかしいフランス語・・・見た瞬間、どう正していいのか一瞬考え込みました。 皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします! ![]() → パリの日常の写真はこちらから↓ ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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