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カテゴリ:フランス・フランス人
仕事でちょっと込み入った話になってしまい、営業の人から直接技術者と話してくださいと言われて、技術者の名前と電話番号をもらったら、その技術者の名前は「ジョエル」でした。
JOELという名前の人は以前仕事で会った人以外、プライベートでもお目にかかったことがないのですが、なんとなく響きが好きなんです。それにEの上に点2つのトレマ(ドイツ語で言うウムラウト)が付く点も。日本語をローマ字で書くときにはないせいかもしれませんが、このトレマってなんだかかわいいなと思うんですよね。それが名前に付いてるなんてうらやましいではないですか。 上に書いた前に仕事で出会ったという人が若い男性だったので、電話口に出る人もてっきり男性を想像していたら・・・朝イチにびっくり。2回コールで電話に出た明るい声のおばちゃんがジョエルでした・・・。 JOELじゃなくてJOELLEの方だったんですね・・・。 おばちゃんJOELLEはこちらの要望をすぐにわかってくれて、対応もすばやく助かったのですが、男性を想像していて女性だとちょっと驚きますよね。逆も然りなんですが。なんだか軽いショックをしばらく引き摺ってしまいました(笑)。 ちなみにJOEL=若い男性という確率は少ないみたいです。 この名前は戦後から増えだして、1950年から1960年くらいがピーク、その後は減少傾向にあるようですから。 さらにJOEL-JOELLEのようなバージョンではMICHEL(男)、MICHELLE(女)というのもあります。 まあこれらは綴りが違うので、書いてあるのを見れば一発でわかるんですが、日本でも男女両方に使える名前があるように、こちらでもDOMINIQUEとかFREDERIQUEとか、どちらでも使える名前が存在します。これはよほど名前の前にMONSIEURとかMADAMEとかが付いてない限り、相手が電話口に出るまでは男か女かわかりませんね。 男か女かわからない・・・と言えば、フランスでの私の名前もまあそんな位置付けです。日本だと女だと一発でわかるんですけどね。 わからなきゃとりあえずMONSIEURのようなので、広告関係のレターは全部ほぼ間違いなくMONSIEURで来ます。まあそれはいいんですが、会員カードとか申し込む時にきっちりMADEMOISELLEのところに印を入れても半数以上はMONSIEUR扱い。別に腹は立たないけど、なんか気分が悪いときもありますね、こういうのって。 そういうわけで仕事関係では特に初めての人のメールやFAXを送るときに、必ず自分の名前にMADEMOISELLEを付けています。 相手だって、男だと思って電話したら女だったとなるとやっぱりドキッとなっちゃいますもんね(笑)。 開館中です。 皆さん、いつもクリックいただいてありがとうございます。今日もよろしくお願いします! → お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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