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カテゴリ:仕事術
タイトル通り、残業が多い組織と少ない組織の違いは何か、という内容です。
チームだけでなく個人でできる内容もあるので非常に参考になりました。 以下に自分が実践したいと思った項目を記載します。 ●書類は「種類」ではなく「時間」で分類する 書類を整理するとき、封筒に入れて書類と作成日時を記入して時間順にならべる。 人は「どこに」という場所分類よりも「いつ」という時間分類の方が記憶に残ると言われている。 ●定時に帰るという時間制限を設ける 残業だらけチームは定時に帰るという制限時間を設けていないため、成果が出るまで仕事を続けている。 残業が多いチームは「定時には絶対に終わらない」というのが口癖。 定時後の予定を入れることで仕事と時間をやりくりするようになる。 ●朝にする仕事は夜にする仕事の3倍になると言われている 午前中に集中できる仕事を入れて、会議などは入れない。 ●分単位で仕事をする 仕事を細分化して15分単位で区切る。終わりの時間を設定することで集中力が持続する。 ●人に任せられることは自分でやらない 人に任せることで自分の時間が増える。 ●重要な2割の仕事を優先して行う 自分にしかできない重要かつ緊急な2割の仕事にまず集中する ●まず考えてから行動に移す 行動スピードを早めようと心がけることはいいが、急いでやってしまうとミスが出やすくなる。 まずはやるべきことを紙に書き出すなどして、やるべきこと、問題を明確にすること。 ●残業しないチームはメールにしっかりとしたルールがある ・メールチェックは基本的に1日4回 ・メールのレスポンスは原則チェック時にする。 ・すぐに回答できない内容のときはメールを拝受したことと、いつ返信するかを書き込んでおく ・制限のあるものは件名に期限を入れる ・重要マークはつけない ・定期的に迷惑メールフォルダもチェックする ・メールは原則5行以内 ・ワンメールワンメッセージ。盛り込みすぎない。 ・社内メールに「お疲れ様」など入れない ・結論→理由→詳細 の順序で書く ・常用フレーズは単語登録 ・ひとつの課題に取り組んでいるときは、先方に探す手間を取らせないために引用返信を使う ・退社する前にメールの最終チェックをする ●朝立てた予定が計画通りに行われたか、1日の終わりに振り返り検証する ●定時で帰るためにはどのように改善したらいいかを常に考える ●ミスは絶対に無くならないという考えを改め、どうしたらミスがなくなるのか仕組みを作る ●残業しないチームは指示を小出しにし、一度に伝える指示はひとつ 指示は明確に、期限など日時を入れる ●残業しないチームは問題点を上司や外部に指摘できる 遠慮せずに業務の改善点を提案する。 ●すぐやると言わない 急ぐ必要のない仕事まで急いでやったり、仕事を溜め込んでしまう。 その結果クオリティが下がったり、残業だらけになったり体調を崩したりしてしまう。 依頼された仕事ができるかどうか判断したから受けること。 ●残業しないチームは完璧を求めない 部下が指摘を恐れて完璧になるまで持ってこない環境にしてしまうと結果的にやり直しもたくさん出て質の低い仕事になる。 ●残業しないチームは限られた時間の中で最高のパフォーマンスを出すことを指示する 特に自分としてはメールのチェック回数を減らしたいと思った。 職場全体としても常にメールソフトを立ち上げている人が多いのでそうしてしまっています。 急ぎの用事もメールで来ることが多い職場なので、まずそこを改善できないだろうかと思っています。 私は以前は残業して何でも仕事を受けることが美だと思っていた時期がありましたが、 今は、早く帰ってリラックスしたり自己成長に充てる時間を増やしたいと思っているので残業を減らそうとしています。 この本は個人でも実践可能な内容も多いので良いと思います。 【中古】 「残業しないチーム」と「残業だらけチーム」の習慣 Asuka business & language book/石川和男(著者) 【中古】afb お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年08月02日 06時37分21秒
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