カテゴリ:そのた
6月の読書メーター
読んだ本の数:8冊 読んだページ数:1671ページ ナイス数:63ナイス 神奈川県なんでもランキング 神奈川県民生活も20年を越えましたが、まだまだ知らないことがこんなにたくさんあるんだなぁ、と実感しました。お酒の席でネタになりそうなことがたくさん載っていて楽しかったです♪ 読了日:06月30日 著者: 僕はお父さんを訴えます (『このミス』大賞シリーズ) こんな大人びた賢しい中学生はいないし、ちょうど弁護士をめざす年上の友だちがいるとか、クラスメートが推理好きとか、都合のよい設定が多すぎるなぁ、と思いながら読んでいたのですが、途中からは想像を超える展開で一気に読了しました。重い内容でしたが読み応えのある一冊だと思います。 読了日:06月30日 著者:友井 羊 誰かが足りない タイトルから、もしかしてホラーなのか!?とちょっとびくびくしながら読み始めたのですが、宮下さんがそんなに作風を大転換するはずもなく・・・誰でもいろいろな悩みを抱えつつ、とびきりおいしいお料理を出してくれるレストランで、大事な人と至福の時間を過ごすことを夢見て前向きに日常を過ごしていく、というやっぱり宮下さんらしい短編集でした♪ 読了日:06月25日 著者:宮下 奈都 花咲小路四丁目の聖人 小路さんの小説は、心がきーんと凝り固まっているときに読むと気持ちがふんわりじんわり解きほぐされて、この上ない癒しの時間に浸ることができます。今回も例外ではなかったのですが、今ひとつ物足りなさを感じるのはなんでかなぁ。。。寂れかけた商店街とイギリスの伝説の怪盗という意外な組み合わせが自分の中でしっくりこなかったせいかな。 読了日:06月21日 著者:小路幸也 「働く」ための教養課程(仮) 周りの人たちからお小言を貰うということは、まだまだ自分が見切られてない証拠、と前向きに考えられるようになったのは、働き始めてずいぶん経ったころだったと記憶しています。この本では、仕事をしていく上での心構えと同時にどうしたら仕事が”デキる”人になれるのか、がとても具体的に解説されています。フルタイムで働いていたころまで遡ると、すでに仕事をやり始めて30年という時が流れているのですが、最初から仕事に対する心構えをこんなふうに持てていたら、もっと違うステージに立てていたのではないかと思ったりして(笑) 読了日:06月19日 著者:岡田 憲治 「僕のお父さんは東電の社員です」 東電の社員を父に持つ小学6年生の男の子が毎日新聞に寄せた手紙。悪いのは東電だけではないのではないか。原発を建てることを承認した政府も自治体も、それに賛成した国民も責任を負うべきではないかという少年の意見を発端に、さまざまな年代の人たちのさまざまな意見が集約された一冊。大飯原発が再稼動されようとしている今、その選択が正しいのかどうか、人としての真価が問われるのは今このときではないかと思います。 読了日:06月14日 著者:森達也 著+毎日小学生新聞 編 必ず来る!大震災を生き抜くための食事学 3.11東日本大震災あのとき、ほんとうに食べたかったもの 昨年の大震災を教訓として災害時の備えを見直した方も多いと思います。この本では、ご自身が被災され震災後の厳しい状況を経験された、宮城大学の石川伸一准教授が、食事を中心にどんな備えをしておけばいいかをわかりやすく解説しています。ライフラインが絶たれ、精神的にも肉体的にも追い詰められるなか、やはり人を支えるものは”食”であるということがよくわかりました。大震災から1年以上経ち、次第に危機意識が薄れていくなか、もう一度”その時”に備えるためにモノもキモチもきちんと見直してみたいと思いました。 読了日:06月08日 著者:石川 伸一 荻窪 シェアハウス小助川 あー小路さんの世界だなぁ、という感じ。悪人がひとりも出てこない。ネタばれになるのであまり言えないけれど、放火犯さえ憎めない。 ”この日本に於いては貧困とか戦争とかの肉体的なものでなく、精神的な闘いを強いられている。そういう時代だ”というタカ先生の言葉には深く共感しました。年間の自殺者が3万人を超えようかというこの時代、これはとても根深い問題だと思います。そんな時代だからこそ、シェアハウスというゆるやかなつながりを持った場所がとても貴重なのかもしれません。 読了日:06月04日 著者:小路 幸也 2012年6月の読書メーターまとめ詳細 読書メーター お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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