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2021.05.30
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カテゴリ:ラノベ
こんにちは♪

本日の1冊はこちら(*'▽')

【内容情報】(出版社より)
幼少期に優しくしてくれた初恋の人ーー九条彩花さんが、美人女優になって帰ってきた。
俺は、あの時の恋を叶えたい!

「あたしが、恋のキューピットになってあげようか?」
助け舟を出してくれたのは、腐れ縁の幼なじみ・藤堂澪。
いつも通り、くっつきながらの作戦会議で彩花さん攻略は順調!
彩花さんは、家へと招待した俺だけに手料理をふるまってくれてーー
もう少しで、初恋が叶いそうなんだけど…… 

「お風呂、また一緒に入ってみる?」ちょっと待て澪……!
「ぎゅって……、させてくれる?」お前、距離が近すぎないかーー!? 
これじゃ、俺のことが好きみたいじゃないか……!

初恋の姉の友達VS腐れ縁の幼なじみの三角関係ラブコメ!


初恋の年上のお姉さんと、幼なじみの少女との間に揺れるラブコメになりますが、今巻だけで言うならタイトルを回収し、自分の気持ちを押し殺した幼馴染である澪が主人公である結斗の初恋が実るように様々な面で応援する話になっています。

当初は初恋を応援しながらも、自分の魅力を伝えようともうアピールする幼なじみを題材にしているのかと思ったのですが、確かにスキンシップは結構激しいものもありますが、空気感的にじゃれあいの延長線上のようなもので、昔からの繰り返し部分が多く、さらに自分の気持ちに蓋をしている澪は結斗をそういう風に見ることを避けていますし、結斗もまた澪をそういう風に見ていないため、ラブコメ特有の甘い空間にはなり切れていません。
澪自身は過去、結斗に助けられたことがあり、その”恩返し”という名目で自分のことよりも結人のことを優先し、彩花との縁を進めようと画策している姿がけなげで、もう澪とくっついてしまえと何度思ったことか・・・

対して初恋の相手である彩花ですが、自身の夢である”女優”という目標を達成し、ありていに言えば雲の上の存在として帰ってきました。
ただ、彼女についてはいろいろと隠されている情報が多いため今後次第な点も多分にありますが、一つ言えるのはこちらもある”理由”から澪と同じように自分の気持ちに蓋をしてしまっています。

一応ラストにはお互いのスタンスを確認する場面がありますが、自分の気持ちに素直になることを決めた人物と、なお自分の気持ちに蓋をし続ける人物。。。

そして、初恋の人物である彩花のことしか目に入っていないのに妙にヘタレな結斗ですが(相手が昔からしてているとはいえ、芸能人相手だとしょうがない部分も?)彩花と再開した際に”夢”について聞かれます。
”夢”を持つことは結構原動力になるんですよねぇ。。。
その”夢”が明確であるなら明確であるほど目標に向かって努力するだけですからね(*'▽')
作中に出てくる彼女たちにはそれぞれ”夢”と呼ばれるものが確かにありますが、結斗にはありませんでした。
ただ、過去の彩花との会話から再開しても恥ずかしくないように勉強をひたすら頑張ってきただけなので、”夢”という”夢”はありませんでした。
そして、”女優”である彩花と並び立ちたい、という思いから”夢”を作ります。

今巻では本当にプロローグ的な立ち位置なので本番は次巻以降と思っています。
この三人の三角関係はいったいどうなっていくのかとても気になるところです。

今巻に限っては正直甘さ控えめで、結斗というよりも澪の精神的な苦悩から成長が見える部分なので主人公を・ヒロインの座を取られないように二人にも頑張ってもらいたいです。






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最終更新日  2021.06.05 17:25:18
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