テーマ:戦争反対(1190)
カテゴリ:国防・安保問題
■マジっすか。 では、軍ヲタらしく兵器紹介でもw ツポレフ Tu-22M(Tu-26)「バックファイア」 ツポレフ Tu-95/142「ベア」 名前をクリックすれば兵器の性能紹介に飛びますがバックファイヤーは70年代、ベアに至っては50年代が初飛行と言うことでまぁ旧式からやや旧式と言えるでしょう。 まぁ中国がライセンス生産して空軍に配備している「轟炸6」ことツポレフ Tu-16「バジャー」や「轟作5」ことイリューシン Il-28「ビーグル」に比べれば新型ですw 「ビーグル」は北韓空軍にも配備されているそうですが、つーかまだそんな爆撃機使ってたんですねw 記事には書いてありませんが「バックファイア」を大まかに分類すると Tu-22M-1「バックファイアA」=先行量産型、大半はTu-22の改装型。 Tu-22M-2「バックファイアB」=空中給油機能を搭載した本格量産型。 Tu-22M-3「バックファイアC」=エンジンがパワーアップ型、また、新たにAS-16”キックバック”(Kh-15P)短距離攻撃ミサイル搭載機能追加。 Tu-22MR=バックファイアC改造の電子偵察機 と、こうなります。 で、現在ロシア軍が保有している「バックファイア」は 海軍航空隊 ・爆撃機 Tu-22Mバックファイヤー×71機 ・海洋偵察機/電子戦機 Tu-22×8機 空軍遠距離航空部隊 ・爆撃機 Tu-22M-3バックファイヤー×125機 Tu-22M-2バックファイヤー×30機 Tu-22ブラインダー×92機(偵察型30機を含む) ・練習機 Tu-22M-2/3×10機 機数的には「M-3」が有り得そうですね。 で、探してみたところ時事通信によればやっぱり「Tu-22M-3」だそうです。 「M-3」にはAS-16”キックバック”(Kh-15P)長距離空対地ミサイルが搭載可能で射程は40~150km、弾頭には150kg通常炸薬、若しくは350kT核が搭載可能とされています。 今まで中国軍が保有していなかった空中発射型長距離空対地ミサイルを保有し運用させるというのは我が国にとって脅威でちと考え物です。 次に「ベア」を大まかに分類すると ベアA=最大11,000kgの通常爆弾を搭載出来る通常爆撃型 ベアB=AS-3“カンガルー”(Kh-20)巡航ミサイル×1 ベアC=AS-3“カンガルー”(Kh-20)巡航ミサイル×1(ベアBに空中給油機能を搭載、一部には偵察兼用型も) ベアD=対潜哨戒、ミサイル中間誘導能力を持つ海軍型 ベアE=兵装搭載能力を持たない戦術偵察機型 ベアF=対潜探知装備と攻撃装備を搭載した対潜作戦型 ベアG=AS-4“キッチン”(Kh-22 Burya)巡航ミサイル×2 ベアH=AS-15“ケント”(Kh-55/RKV-500/Kh-65)巡航ミサイル×6~16 ベアJ=潜水艦に対する戦略通信用設備を持つ型 と、こうなります。 現在ロシア軍が保有しているベアは 戦略航空軍 ・戦略爆撃機 Tu-95H6ベア(AS-15ALCM搭載)×28機(他にウクライナに5機) Tu-95H16ベア(AS-15ALCM搭載)×32機(他にウクライナに20機) ・試験機 Tu-95×8機 ・練習機 Tu-95G×5機 海軍航空隊 ・対潜哨戒機 Tu-142ベアF×9機 ・海洋偵察機/電子戦機 Tu-95×14機 と、戦略航空軍の「ベアH」と海軍航空隊の「ベアF」併せて100機程度とされています。 まだ当分はロシア軍の長距離哨戒・爆撃機として使用されることでしょう。 ベア自体は1965年に一度生産終了したものの1970年代当初に「ベアH」が再生産され、1990年代に生産終了するまでに総数約500機が生産されたそうですので、売却されるのが恐らく戦略航空軍使い古しの「ベアH」でしょうね。 この場合、ベアから発射される「AS-15空中発射巡航ミサイル」には核が搭載出来るので脅威ですね。 長い間運用され派生型が多数あると言うことはよい機体の証拠ですね、個人的にもこのベアの顔が気に入っていますw 二重反転プロペラとかも結構そそりますねw あとは・・・アゴとかw まぁ、中国様がどんどん軍拡してくれれば我が国としては黙っていても対抗予算が付くとw 愛国者なら米帝には足向けても中国様に足向けて寝れませんw 参考サイト ・T-KEYのみりたり~なぺーじ ・ユナイテッド・ディフェンス ・Missile Index ■また共同の勇み足ですか? ■うわ、ついに民主党も引っかかりましたかw お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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