安岡正篤一日一言t 3月31日 自分を責めよ
人間なにが悩みかというと、自分が自分を知らざることである。
人を論じたり、世を論じたりすることはやさしいが、
自分を論じ、自分を知るということは、
実はこれが一番大事であるにかかわらず、
なかなか難しいことである。
人間は、先ず自分を責むべきであって、
世の中や時代を責むべきではない。
世の中が悪い、時代が悪いというのならば、そういう時代に対して、
一体自分はどれだけ役に立つのか、それをどう解釈し、
それに対してどういう信念・情熱を持っているのか、
よく自分を責めるがよい。
*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言
六中観 [正篤 ]
忙中 閑有り。 苦中 楽有り。
死中 活有り。 壺中 天有り。
意中 人有り。 腹中 書有り。
甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す
亀井老契 座右
「私は平生窃(ひそ)かに此の観をなして、
如何なる場合も決して絶望したり、 仕事に負けたり、屈託したり、
精神的空虚に陥らないように心がけている。」と。
安岡 正篤(やすおか まさひろ)
1898年(明治31年)2月13日-1983年(昭和58年)12月13日)
陽明学者・思想家。
安岡には政界だけでなく、財界にも多くの心酔者がおり、
三菱グループ・近鉄グループ・住友グループ・東京電力など
多くの財界人をも指南していたとされる。
終戦時、昭和天皇自身によるラジオ放送の終戦の詔書発表(玉音放送)に加筆し
原稿を完成させたことから皇室からも厚い信頼を受けていた。
数々の伝説を残し、政界・財界・皇室までもが安岡を頼りにしていたことから
「昭和最大の黒幕」と評される。
安岡正篤一日一言 心を養い、生を養う
⇒
安岡 正篤 一日一言@おすすめ本・名言集
人物を修める [ 安岡正篤 ]