カテゴリ:読書のココロ(エッセイ・その他)
内容(「MARC」データベースより) 初版は1974年に発行され、至高の石の本として、世代を超えて読みつがれてきた。 すべての人が友だちの石を持つことができるように「10のルール」を教えてくれる。 独創的な自由詩は、心にここちよく響いている (※ 画像は英語版) 『復刊ドットコム』のメルマガで近日復刊することを知り 読んでみました。 <復刊ドットコム・内容紹介> 自分の石をみつけるためのガイドブックです。 アメリカでは本書の刊行により、多くの人が石(小さな地球)に眼を向けるようになりました。 以後至高の石の本として何度も版を重ねています。 本書の中に出て来る『石』というのは、 いわゆるパワーストーンでも宝石でもなく、 その辺や山の中に転がっている、ただの「石」。 あまたあるその石の中から、 自分だけの「友達」になれる石をみつけることのたいせつさと その「友達」と出会えるための10の方法を説いた絵本です。 おおきすぎもせず、ちいさすぎもせず、 手にしっくりと馴染み、 走った時ポケットの中で跳ねるような石をえらぶこと。 石をえらぶときには、 だれにも話しかけられないところで、ひとりきりでえらぶこと。 選ぶ時に一番いけないのは、しんぱいしながらさがすこと━。 著者の説く『石のえらびかた』は そのまま人生の指針のようにも思える。 「石」の部分はそのまま 「人生」とも 「希望」とも 「夢」とも置き換えられる気がする。 * * * * * どんな石でも いいのでは ない。 わたしが 言っているのは 特別な石。 あなたが 自分でみつけて いつまでも 永遠に 大切にできるような 石。 「その石の どこが それほど特別なの?」 と もし聞かれても 答える必要なんて ない。 わたしなら 答えない。 誰にも ほかのひとの石のことなんて わかるはずが ない。 いくら 説明しても むだ。 ( 本書より ) * * * * * 「いのち」といわれるものを持つ私たちと 「いのち」といわれるものを持たない彼等。 その彼等と<通じ合う>ことで得られる とてもおおきくて、だいじなものが 見えてくるような気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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