カテゴリ:読書のココロ(エッセイ・その他)
大好きなシリーズの最新刊。 いつも図書館に真っ先にリクエストを入れて まっさらな本をいちばんに読むのを楽しみにしているのですが 今回は丁度手元に来た時期に読書を出来る状態ではなく 泣く泣く諦めて順番を流し、今頃になってようやっと読む事ができました。 今回は知っているお寺がたくさんでてきたので 見知った境内をアレコレと思い浮かべながら読めたので いとう&みうらコンビ独特の比喩や造語をより楽しめました 10年前に挙式した禅林寺や、一昨年くらいまで毎年花見に通っていた東寺、 奈良の興福寺や東大寺戒壇院など、好きなお寺が目白押し。 それと、上の目次には載っていませんが、 京都の蚕の社(木嶋坐天照御魂神社)の記事もあり。 いとうさんもあの異様な霊気に圧倒されたようです。 私も1~2度訪れたことがありますが、 あそこは。。。。。。。ま、行けばわかります、わかる人はw みうらさんがあの近くの物件を見るともなく見てたというのがツボでした(笑) ツボといえば 「壺阪寺」。 今年の新春文楽公演で鑑賞したのがこの壺阪寺を舞台にした 「壺阪観音霊験記」と「義経千本桜」だったのですが 身内の不幸と重なり、まだレポ書けてません (そんなこんなでうだうだしているうちに明日、春の公演を観にいく段に まとめてレポあげます、はい。がんばります) いつあげられるかわからない記事を待つよりも ご一緒した紅ずきん様の記事を読んで頂いた方が早いかも 「壺阪観音霊験記」のあらすじはリンク先に飛んで頂ければわかるので省きますが この物語の舞台となったのがこの「壺阪寺」なわけで 観劇&読書時期が見事にシンクロするという、なんともタイムリーなことであります。 以前(といっても10年ほど前)は こういう奇遇というか偶然というか、 そういう事象に遭遇することがあまりなかったんですが 結婚して以来、というかこのブログを開設して以来、 滅多やたらと増えました。 シンクロが増える=人生の進行方向おおむねOK ということなので、今回の偶然をふまえ、壺阪寺にお詣りしたほうがよいのかもしれません(爆) 話がそれました(汗) で、この物語の所以となったこのお寺、 目の病に霊験あらたかということで、多くの信徒さんがいらっしゃるそう。 お詣り土産も目の病治癒に関するものが多くあるようなのですが 私が目を留めたのはこの一節 本堂に入る前にみやげ物屋を見た。 そこには巨大メガネと双璧をなす名物があった。 『澤市目薬V』と名付けられた目薬である。 これにはみやげに興味のない私もまいった。 浄瑠璃好きとして必ず買わねばならないと強く宣言すると、みうらさんも同調した。 ( 「見仏記 ぶらり旅編」 壺阪寺・談山神社 より抜粋 ) 『澤市目薬V』!!! 「V(ブイ)」ですよ、ブイ!!! 「コンバトラーV」みたいで強そうじゃないですか!(←違うし古いしorz) いかにも 一体どんなシロモノだろうとネットを徘徊し画像を検索したら、ありましたありました! こちらやこちらやこちらのブログでご覧頂けます。 イヤしかし、私だって寺でこんなの見つけたら いとうさんと同じく、買わずにはおられますまい。 しかし! 目薬ひとつにせんごひゃくえん て祈祷料取り過ぎだろ!!! しかし実際手に取ったなら きっとお買い上げしてしまうのだろうなあ。 おそるるべきは 壺阪寺の霊験か、はたまた文楽マニアの血のざわめきかw なんだか ホントに行ってみたくなりました。 どなたかご一緒しませんこと?(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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