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テーマ:近鉄バファローズ(217)
カテゴリ:野球
オリックス・大西宏明外野手(27)が、古木とのトレードで、横浜ベイスターズに移籍が決まった。
大西といえば、近鉄入団2年目の04年に1軍に定着して10本塁打。 同年5月に急死した鈴木貴久2軍打撃コーチの愛弟子で、いてまえ魂の最後の継承者といわれる男だ。 しかし、分配ドラフトでオリックス移籍後、最初の1年は103試合に出場したものの、この2年はレギュラーの座を獲りきれず、出場は100試合を割っていた。 横浜には、89年近鉄優勝メンバーの中根仁打撃コーチもいる。このトレードがいまひとつ不完全燃焼の大西の飛躍につながればいい。頑張ってください。 しかし、旧近鉄系オリックスファンは、このトレードを納得しないだろう。大西は近鉄色の強い選手。PL学園出身で、清原の子分のような存在。関西を前面に押し出したファンサービスに積極的で人気があった。大西がいなくなることで応援から離れるファンもいるのではないか。大西は、球団がこのオフ、ドラフト、トレードで外野手を多く獲得したことに不満を漏らしていた。そこで不満分子として追放された、という見方がある。 そして、的山の金銭トレードに始まり、阿部健太のトレード、今回の大西。近鉄が今年限りで球団から資本を完全撤退させるが、オリックスは旧近鉄系選手の一掃をもくろんでいるようにも思える。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月18日 02時49分48秒
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