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テーマ:特撮について喋ろう♪(4390)
カテゴリ:特撮系
ネタバレあります。
庵野秀明監督の、石ノ森章太郎先生へのリスペクトが随所に感じられた。ラストシーン、政府から派遣されて仮面ライダーのサポートをする男(竹野内豊)と情報機関の男(斎藤工)が一文字隼人(柄本佑)に初めて名を名乗るが、「そう来たか」とうなってしまった。胸が熱くなった。長年仮面ライダーを見続けていたが、思い至らなかった。まだまだ自分には仮面ライダー愛が足りないと感じた。(まだ公開中でウィキペディアなどでも隠されているので、2人の名はここでは記さない) 他にも一文字の新しいマスクが、新1号カラーのライトグリーンのものに替えられていたり、西野七瀬演じるハチオーグの名がヒロミであること。これは島田陽子さんが演じた緑川ルリ子の友人の名がひろみであることへのオマージュだろう。本郷猛は死んで意志だけ残り、一文字と一体化するが、これは石ノ森漫画版の展開と重なる。11人のニセ仮面ライダーの登場も漫画にある。庵野監督、相当ライダー好きだと思われる。 さらに、のちのゲルショッカーを連想させる合成怪人カマキリカメレオンのセリフから、死神博士につながる別の一派の存在をにおわせている。これは、新怪人コブラオーグ(劇中セリフのみの登場)を含め続編の可能性を示唆している。 ルリ子に特殊能力を持たせたりプラーナという生命エネルギーを登場させたのが新しかった。続編は難しいかもしれないが、続きを見たく思わせる余韻を残した映画だった。 ☆☆☆☆☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年04月12日 09時12分25秒
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