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カテゴリ:発想法・アイディア術
よくアイディアを考える方法というのは本で見かけます(いわゆる「発想法」のジャンルの本)、たくさん出したアイディアから、ほんとうに使えるアイディアを選り分ける方法というのはあまり紹介されていないようですね。 よく言われるのは、 ・コスト効果 ・問題点の解決効果 ・実行しやすさ(初期投資の少なさ) などですね。 でも結局、メリット・デメリットを勘案するとよくわからないので、 メリット・デメリット列挙して、点数付けして合計する みたいな答えになってしまいがちです。 しかし、実際点数付けをやってみると気がつくのですが、一律に評価してしまうと、「ん〜?」みたいな物が残ってしまい、「やっぱり…」といって最初につけた点数に手心を加える、などという本末転倒な結果になってしまいます。 結局、点数付けする方法で、期待通りにアイディアが生きたと言う経験が少ないです。 そこで、「ゲートファインディングモデル」というやり方を導入したら、思いがけずたくさんのアイディアが実現できて、社内でも「いろいろ新しいことに取り組めるヤツ」という評価をもらうようになりまして、あちこちから新しいプロジェクトについて意見を聞いてもらえるようになりました。 この方法は、元々は「ビジネスのアイディアでどれを実際にビジネスにしていくか」を企図したもので、以下の本で紹介されていました。 キラー・クエスチョン 常識の壁を超え、イノベーションを生み出す質問のシステム 「ゲートファインディングモデル」とは、 ★―――――――――――――――――――――――――― を順番に検討して数値化し、上位のものからアイディアを残していく方法。 ちょっと長くなるので、2回に分けてお送りします。 ■市場の妥当性確認本書では ★―――――――――――――――――――――――――― と書かれています。 つまり、そのアイディアに賛同して、その活動に参加してくれる(労力を割いてくれる)人がどれだけいるかということです。 一人だけではどんなプロジェクトも成り立ちませんし、「成功」といえる状態にはなりません。 ■顧客の妥当性★―――――――――――――――――――――――――― その次に検討しなければならないのが、そのアイディアを実現することによるメリットです。 もともと、なぜこのアイディアが必要なのか、その問題はこのアイディアによって解決するのか、その投資対効果は十分なのかを検討します。 ■つづく長くなってしまったので、続きは次回 ■参考図書◆アマゾンキラー・クエスチョン 常識の壁を超え、イノベーションを生み出す質問のシステム ◆楽天
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最終更新日
2016.10.18 08:30:28
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