いまは大抵の出版社が自社のホームページを持っているので、それを見ることで、その出版社がどんな分野に力を入れているのか、簡単に掴むことができます。インターネットが普及する以前は、その出版社がどんな分野の本を手掛けているのか、どんな分野に強いのかを知るためには、まずは各社が発行している図書目録をもらったりしたものですが、そういう意味では、本当に便利な時代になったと思います。
ホームページでは、会社の歴史を始め、資本金や従業員数なども掲載しているところもありますし、採用情報なども見ることができるので、出版社への就職を考えている学生の方々は、まずは、各出版社のホームページにじっくりと目を通してみるとよいでしょう。なお、国内の出版社のリンク集としては、図書館流通センターの 日本国内の出版社 が使いやすいと思いますので、ご覧下さい。
一部の大手出版社を除き、毎年定期採用を行っている出版社というのはほとんどないと思います。出版社の場合、欠員が生じたときに募集を出すというスタイルが多いので、出版社への就職を考えている人は、自分が目指しているところのホームページのチェックは怠りなく。
もちろん、就職希望の出版社に直接電話をして、採用情報について聞いてみるのが手っ取り早いのですが、電話をした時点では採用の予定がないと言われても、欠員等が生じて急に求人を出すこともありますから、やはりこまめなチェックは必要かと思います。