書店の雑誌のコーナーでは、女性誌も含めて、ほとんどすべてのジャンルに目を配る私なのですが、今日はインテリア関係の雑誌が置かれている棚で素敵な雑誌を見つけて、早速購入しました。
「LIVINGdesign」 は隔月で刊行されている雑誌ですが、インテリアに興味のある方ならば、一度は手にしたことがあるかと思います。 今回は、 “ デザイナーの 「本」 棚 ” がテーマということで、編集者としてだけではなく、個人的にも大いに興味があるところです。
これは私の勝手な想像なのですが、デザイナーやクリエイターと呼ばれる人たちが新しいモノを生み出すためには、頭の中を一旦リセットすることが必要というか、余分な情報が目に飛び込んで来る環境から離れることが大切なのではないかと思います。
そういう意味で、本や雑誌などもあまり身の周りに置いていないのでは、なんてことを想像していたのですが、この特集を読む限りでは、意外と皆さん (今回はデザイナーの方々ですが) お持ちのようで、私が思っていたのとはちょっと違っていたようです。
でも、今回紹介されている方々の中で、 「nendo」 の代表であり、作品 「引出しの家」 (nendoのHPでご覧になれます) でも有名なクリエイターの佐藤オオキさんのオフィスは、私がまさに想像していたような感じで、実にシンプルというか、余分なモノが置かれていないというか・・・。
私の好きなタイプです、なんて書くと変な誤解もされそうですが、クリエイターのオフィスという感じがして、個人的には好きです。 と言いますか、自分の身の周りが雑然としているので、そのシンプルさに魅かれるものがあるのかもしれません。