ここで以前に 「私の好きなプロダクトデザイナー 」 というタイトルでご紹介したこともある深澤直人さんが、単著としては初めての本を出版したということで、今日はその本を買ってきました。
プロダクトデザイナーとして大活躍の深澤直人さんは、今年の 「Good Design Award 2005」 でも複数の作品でグッドデザイン賞を受賞されました。 特に、金賞を受賞した 「加湿器」 は、すでに実物をご覧になった方もいるかと思いますが、そうでない方でも、おそらく雑誌などで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。 従来の加湿器からは想像もできない、あまりに斬新なその姿には、本当に驚くばかりです。
私はデザインを本格的にきちんと学んだことがないので、ただその作品に素直に感動するというレベルでしかないのですが、ますます深澤さんの世界に魅かれてしまったという感じです。 ということもあって、今月に発売になったこの本は、その発売予定の広告を目にしてからというもの、発売日を心待ちにしていました。
まだ読み始めて間もないので感想を述べるまでにはいかないのですが、アイディア (頭の中にあるもの) を 「モノという形で表現する」 ことのプロである深澤さんが 「文章という形で表現する」 ことに取り組んだこの本は、私にとっては大変興味深い一冊です。
明日からの通勤電車の中では、しばらくこの本に没頭したいと思っています。