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2007.08.03
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カテゴリ:Editor's Life


 東京も漸く梅雨が明けて、いよいよ夏本番といった感じですね。 学生さんはすでに夏休みに入っているでしょうが、社会人になると、お盆休みで会社全体が休みになるか、会社自体はカレンダー通りに動いていて、皆がそれぞれに夏休み (私のところでは5日間) をバラバラに取るというところもあると思います。

 お盆中は都内も朝夕の電車が空いて通勤が楽になるので、私自身はこの期間はなるべく会社に出るようにしています。 そして、お盆休みが終わると夏休みを取ることが多いのですが、毎年この時期は夏休みの大きな宿題が出るのです。

 その宿題というのは、来年度に出版する書籍の刊行計画表の作成です。編集者は、著者との日頃のやり取りを通して、それぞれの著者の現時点での原稿の完成度について大体は把握しているので、 「翌年に刊行できる本は?」 と問われれば、大まかなラインナップについてはそれほど苦なく答えられるものです。 

 でも、何月にどの本を刊行するということまで考えるとなると、これが結構 (いや相当に) 悩む作業なのです。 もちろん、実際には1年先の刊行計画なので途中で修正が入ることもあります。   基本的には、 この計画に沿って各編集者は著者と打ち合わせをしたり、 原稿催促の間隔を狭めていったりなど、刊行に向けて準備に入っていくわけです。

 完成原稿を受け取って校正が動き出した段階になっても、 予定通りの発売日にもっていくためにいつもハラハラドキドキしている編集者 (私です) にとって、刊行計画表の作成は楽しくも、とても悩む宿題です。






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Last updated  2007.08.04 01:12:11
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