先人の知恵
事務所の大掃除をしていたらこんなものが出てきました茶箱です杉板で作った箱の外側を和紙で目張りして内側は亜鉛鉄板で防湿してありますちゃんと科学して作られていますお茶が湿気ない為に杉板が断熱材として、亜鉛鉄板が防湿フィルムと同じ仕事をしています外側に張られた和紙はタイベックの代わりですタイベックは透湿防風防水紙ですから隙間風を防いでいますつまり気密の気は空気の気をやってくれていて亜鉛鉄板が気密の気は水蒸気の気をやってくれていますなんて、ちゃんとしているんでしょう40年も前のお茶の箱がちゃんとしているのに21世紀の現代建築のなんて情けない現実があるのでしょうか建築家の皆さんちゃんとやろうよプロならユーザーの皆さん僕の教え子たち(百年プロジェクトのメンバーたち)はちゃんとやってますかれらは日本中にいますから探してやってくださいね