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2012年01月の記事

全7件 (7件中 1-7件目)

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雪渓寺　高知

正式名称は、高福山雪渓寺で、現在の宗派は、臨済宗妙心寺派となっている。四国八十八箇所霊場の33番札所でもある。梵鐘の吊金具の龍玄峰の弟子・中川宗淵から贈られた歌　「朝破無明夢　夕開清浄智」観音像大師堂今年は、龍に眼が行きます。鬼瓦　この紋も、三菱なのでしょうか？観音堂本堂鬼瓦本堂裏の宝物館があり、素晴らしい仏像（これだけの鎌倉時代初期の仏像が集まっているのは珍しいのではないだろうか）に出会え、これを見られるだけで、高知に来た価値があると一人で満足していました。（笑）本尊　薬師三尊像は運慶作と言われている。　重文アップにも堪えられ、保存状態も素晴らしい、優しいお顔の薬師さまです。月光菩薩日光菩薩毘沙門天一家　　運慶の息子湛慶作　　重文ご主人の毘沙門天　　　　親父の風格が匂い立ち、頼れる存在感抜群です！奥様の吉祥天　　　ちょっと若作りのようですが・・・平安美人のようです。息子の善膩師童子　　　見上げた瞬間の表情の捕らえ方が素晴らしい！利発な息子です。仏師筑後工海覚によって作られた　十二神将像一組（10躯現存）どれも、表情が豊かで、これが自分の生まれ年だと愛着を感じます。どれも、ただただ、見惚れていました。（笑）　木目の利用もさすがと感じます。以上　私一人の宝物館拝観の為、づっとお寺の若い娘さんに立ち合せてしまいました。どうも、ありがとうございました。一時荒れていた当寺を中興した月峰和尚と長宗我部元親の墓以上

2012.01.31

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種間寺

正式名称は、本尾山　朱雀院　種間寺、真言宗豊山派の寺院で、四国八十八箇所霊場の34番目となっている。　当寺院は、神仏分離令で廃寺となったが、1880年に再興された。安産祈願の寺院なので、一生懸命お願いしておきました。種間寺石柱鐘楼鬼瓦地蔵堂しだれ赤松大師堂大師堂の彫り物この龍は立派です。観音堂子育観音　　お願いしましたよ！本堂さわり大黒　　ケヤキの寄木造。身丈100cm、全長150cmの大きな大黒天で、皆さんに触られてピカピカに輝いています。特に、お腹！　お腹の紋は、「抱き稲の中に種」の特注紋！本尊の薬師如来は、重文で秘仏ですが、1月21日（訪れた日の前日）が年に一度の御開帳だったようです。　脇侍の日光、月光菩薩。不動明王大師堂と社務所の屋根以上

2012.01.31

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乗台寺（じょうだいじ）　高知

ここも、乗台寺庭園が、高知三大庭園として有名です。　正式名称は、吉祥山　無量寿院　乗台寺で、真言宗智山派の寺院です。冬以外の季節であれば、色々な草花や木々が眼を楽しませてくれるのですが、状況が少し寂しいのは、心眼で想像力を掻き立てながら、庭園を見させて頂きました。（笑）山門南北朝時代の正平１９年佐川郷三野城主により建立。佐川城主三野氏、中村氏、久武氏の菩提寺となっていました。本堂　本尊は、阿弥陀如来とも、不動明王とも言われている。佐川文殊堂可愛い　文殊菩薩鐘楼堂大師堂観音堂観音堂内部宝物館　　展示品の拝観をお願いしたが、現在は一般公開していないそうです。庭園の拝観の許可を受けて、大師堂裏から向かう庭園大銀杏客殿内部より客殿内部の調度品も拝観させて頂きました大変リアルな鯉の絵でしたこれは、江戸時代の虎の親子　　　狩野探幽の虎図もこんな感じでしたね！詳しいことは分かりませんが、学術的に珍しい草花も、ここには、多く繁殖しているようです。パンフレットより　春のつつじの季節も良いのですが最高に感動できるのは、晩秋のもみじや銀杏が色付いている頃でしょう。この猫ちゃんが、私の行動を監視していました。（笑）以上

2012.01.30

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青源寺　高知

正式名称は、龍渕山　青源寺（せいげんじ）で、臨済宗妙心寺派の寺院です。開祖丈林和尚は遠州掛川長蓮寺より、高知藩主の山内一豊に招かれて来訪し、佐川領主深尾家の菩提寺として青源寺を建立したという。丈林和尚は有名な甲斐恵林寺の快川和尚の弟子筋に当たる人で、その時代に、人を匿ったかどで信長より嫌疑を受け、寺を焼かれたとき、山門楼上に座し「滅却心頭火亦涼」と唱えたという高僧である。開祖　丈林和尚を始め、代々の住職も書や彫刻に優れ、治水事業もやった人等、人格者を多く出しているお寺でもある。又、当寺の庭は、高知の三大名園とも言われている。この見事な石垣は、幕府の一国一城制により廃された佐川城の石垣をもって築かれているという。今は、桜の花も、もみじの葉もない冬であるが、春から秋には素晴らしい美しさを見せる。葉はなくても、枝ぶりは楽しめます。笑芭蕉の句碑　「花の陰うたひに似たる旅寝かな」こちらが、山門山門すぐにある観音堂「大悲閣」本堂横にある蹲名勝庭園　青源寺庭園　　もみじが周囲を囲っていますこの巨岩が庭園のアクセントになっています。　近過ぎて、カメラのファインダーに入りきらない。客殿内　　掛け軸は、毎朝顔を洗うがごとく、心も毎日新しくならにゃいかんという意味？良い風情ですなー！本堂も拝観させて頂きました。　渇！本尊　阿弥陀如来達磨大師以上

2012.01.28

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金剛寺　大和五條

金剛寺という名前は、奈良でも私の知っているだけで3箇所あるので、ここでは、五條市にあるので、大和五條としました。正式名称は、小松山　金剛寺、高野山真言宗の寺院です。又、関西花の寺二十三番霊場でもあり、牡丹の時期には凄い人出になると聞いていますが、この時期に拝観するのは、私達だけでしたので、目的の仏像をゆっくりと堪能することができました。（しかし、寒くて、足先がじんじん・・・。笑）今から８００年前、平安朝の文化人小松内大臣、平重盛公の創建による古寺と伝えられている。江戸時代初期から野原城主の畠山義春公の菩提寺として復興したという。道路より寺院全景　右から山門、茅葺の庫裡、木の陰が本堂、左が観音堂向う側が斜面に牡丹園が広がり、眼下に吉野川、向うの山は金剛山の借景である。鐘楼付きの山門　　右の石柱には、「唐招提寺長老の隠居寺」と書いてある風情のある茅葺の庫裡花の時期には、多くの花がこの庭にも並べられるというどこも、完璧に掃除され、品良く花が生かされ、気持ちの良いことこの上なし！ただ、寒かった。　　白い千両は珍しいですね。金箔をまぶしたような松の葉　　　京都から買ってくるそうです。（大変ですね！）掛け軸の１つおもしろそうなので、撮りました。庭の大きな木は、香木白檀で、樹齢350年。　春には良い香りがするそうです。庫裡の中にも、多くの書、掛け軸や面があり、楽しめます。仏頭　　　仏像はみんな耳が長いのです。普賢菩薩の掛け軸　　江戸時代初期のものですが、虫に食べられていたので、修復が大変だったそうです。本堂内陣本尊の薬師如来三尊像　　本尊は、白檀の1本彫りだそうです。　藤原時代の作。完璧な保存状態だと思います。薬師如来様は、お医者さんのようですが、ここの薬師如来様は、病気を治すのではなく、無病息災を祈願するのに主体があるようです。阿弥陀如来　藤原時代地蔵菩薩十二神将地蔵菩薩明王達ここでなければ見られないような仏像も多く、ゆっくりと拝観できました。愛染明王如意輪観音文殊菩薩文殊菩薩の掛け軸以上

2012.01.23

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栄山寺（えいさんじ）　奈良

正式名称は、学晶山　栄山寺、真言宗豊山派の寺院です。割に、小振りな寺院ですが、国宝2点と興味ある重文もあり、参拝者は多くはないが、絶えず訪れているようでした。駐車場から境内に入ると、石垣に根っこを入れた大きな木が眼に入る国宝の１つ　栄山寺梵鐘銘文から917年の製作とわかっているらしい。京都の神護寺、宇治の平等院の鐘と共に「平安三絶の鐘」という。梵鐘の四面に菅原道真撰で、小野道風の書と伝えられる陽鋳の銘文が施されている。吊り金具は、龍です。　　国宝に直接触れられる数少ない所です。大日堂　室町時代建立　重文大日堂内陣不動明王十一面観音像弘法大師像　　　手前の石は何か不明ですが、八角堂の頂部の宝珠でしょうか？石塔婆（石造七重塔）　重文　奈良時代とも平安時代後期とも言われているこの石塔婆だけを研究に、マイクロバスで訪問し、説明を受けている団体も居られました。薬師堂前の庭の百日紅本堂（薬師堂）　重文栄山寺型石燈籠　　重文　鎌倉時代本尊の薬師如来は、須弥壇上の黒漆塗厨子の中に安置されているので、見ることは出来なかった。（室町時代　重文）脇侍　両側に日光、月光菩薩が居られるその手前に、十二神将　重文全体に暗くて、外側からではほとんど見ることが出来ませんでした。（以前は、中に入り十二神将のすぐ近くまで行けたそうですが・・・カメラのお陰で、こんなに明るく出来ました。笑国宝　栄山寺八角堂　760-764年建立と想定できるという。同様の時代の八角堂である法隆寺夢殿、興福寺北円堂も国宝に指定されている。建築の美しさも歴史が感じられます。正面説明では、天井や柱の彩色画は復元されたもののようですが、さすが、古過ぎて、殆ど見えませんでした。本尊は、薬師如来です。同じ敷地内に神社もありました。以上

2012.01.21

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高鴨神社（たかかもじんじゃ）

今年初めてのブログになります。　気が向いた時だけしか書けないのですが、今年もこのブログを宜しくお願いします。最初に、神社に参拝し、今年の安全と健康を祈願してきました。（笑）　（初詣と厄払い祈願には、近所の神社にも行ったんだった。）高鴨神社（たかかもじんじゃ）は、奈良県御所市の金剛山東山麓にある神社で、説明板によると、京都の賀茂神社（上賀茂神社・下鴨神社）を始めとする全国のカモ（鴨・賀茂・加茂）神社の総本社であるという。　それにしては、少し規模が小さいが。。。4月中旬から5月初旬にかけて500種2200鉢以上の日本サクラソウが咲くことでも有名です。神社には珍しい鐘楼がある。今年の干支の辰で、手を漱ぐ武者像もありましたが、由来が良く分かりません。杉の大木の向こうに本殿が見えてきます。本殿は、室町時代建築の三間社流造で、重文に指定されている。杉の大木が、御神木となっています。カモ神社の総帥だけあって、東神社、西神社、八幡神社・一言主神社・猿田彦神社・金刀比羅神社・聖神社・稻荷神社・松尾神社・細井神社・大山神社・春日神社・雷社・市杵島神社・八坂神社・西佐味神社・祓戸神社・牛瀧神社・佐味護國神社があり、多くの祭神が祭られている。この神社は、皆が心身ともに清浄且つ健康になって頂く為に、夏・冬の年二回　知らず識らずに犯した罪・ケガレを祓う「大祓い」をはじめ、気功や金剛山登山等も行われているそうです。　私も、心身清浄、健康を熱心に祈願しました。以上

2012.01.21

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