相楽園 神戸
あまりにも、晴天の空を眺めていると、家の中に閉じこもっているのが勿体なく、カメラを持って出かけたくなった。(笑)近くに住んでいながら、ここ「相楽園」は、初めて訪れた。(そんなもんです!笑)相楽園は、明治時代末期 元神戸市長 小寺謙吉氏の先代小寺泰次郎氏の本邸に営まれた庭園でしたが、昭和16年以降神戸市の所有となり、中国の古書『易経』の一節にある「和悦相楽(わしてよろこびあいたのしむ)」からとって「相楽園」と名付けられ、一般に公開されるようになりました。19,566平方メートルの敷地の中にある庭園は、池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)日本庭園で、飛石や石橋を渡り、流れや滝など深山幽谷(しんざんゆうこく)の景を見ることができます。蘇鉄園(そてつえん)や樹齢500年と伝えられる大クスノキ、春に咲くツツジの花やモミジの紅葉も見事です。また、重厚な正門と欧風建築の旧小寺家厩舎(重文)、保存のために移築された船屋形(重文)、旧ハッサム住宅(重文)のほか、茶室浣心亭(かんしんてい)が庭園の景観と調和しています。(パンフレットより)正門の表札 立派な総けやき造りの正門があるが、現在補修中で青いビニールシートが掛かっていました。蘇鉄園 右の大きな蘇鉄は、樹齢約二百五十年だそうです。大樟(おおくすのき) 樹齢五百年という。 小さな人間と比較しても大きい!どれが人か分かりますか? 園内には、多くの石塔や石灯籠があります。旧小寺家厩舎 重要文化財です旧ハッサム住宅 重要文化財 元々、北野町の異人街にあったものの寄贈を受け、移築した。正面にある斜めの赤レンガの煙突は、阪神大震災の時、1階まで落ちていたそうです。大樟の横を通り、日本庭園に向かう多くの草花が植えられている季節を間違えたように、たった一輪の皐月が咲いていた(喜)高台より庭園全景を望む貫禄のある石灯籠茶室浣心亭(かんしんてい) 日本建築の美を感じる飛び石があり、石のトンネルがあり、苔も美しい街中にあるので仕方ないが、周囲には高いビルが林立する。この日は、風も弱く、池に映る樹木や空が美しい!!(嬉笑)石のトンネルの額縁写真江戸時代、姫路藩主が河川での遊覧に使っていた『川御座船(かわござぶね)』の屋形部分だけが陸上げされたものです。建造年代は、1682~1704年の間と推定されます。現存する川御座船としては、国内で唯一のものです。 重要文化財です。屋根の上の鳩の首筋の虹色が、御座船の色にマッチしていました。いつも水が流れ、爽やかです。茶室 浣心亭の入口休憩所の枠で、額縁写真!茶室 浣心亭をもう一度、 池に映る姿も良いものです。(笑)花の少ない時期ですが、快晴の天気で、清清しい庭の散策でした。