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カテゴリ:TV
先月NHKで放送されたシーナ&ロケッツのドラマ「ユー・メイ・ドリーム」の録画を視聴。福岡放送局の制作。
北九州の若松で、スパイダースのコンサートの出入りを禁じられた後のシーナが思い立って家出。東京こそはという幻想は破れ家に舞い戻る。しかし、再び家出し、今度は博多へ。そこで鮎川誠と出会う。松重豊扮するシーナの父はフツーに頑固オヤジ。一方、徳永玲子扮する母は娘の家出にも怒ることなく、むしろ応援スタンス。福山翔大扮する鮎川は、どこまでも律儀でロック、ブルースの求道者の如し。石橋静河扮するシーナとも、至ってきれいな関係に描かれる。そして、二人は結婚し双子を授かる。 ![]() 石橋という人は元々ダンサーらしいけど、あまり美形ではない。福山は顔は少し鮎川に似ているかも知れないけど、ちょっと背が足りない気が。鮎川は松重豊並の長身のはずだし。鮎川の不器用な感じのキャラは出ていたとは思うけど。このドラマを見る限りでは、彼らにはあまり不良性は感じられず、とにかく音楽が好きで一つのことに夢中というキャラに描かれている。 親たちも頭ごなしに反対ではなく、比較的暖かく見守る。そういうファミリードラマが主軸で、ライヴシーンとかは割りと少ない。終盤でようやくシーナが歌い出すわけだけど、あれは石橋自身が歌っていたのだろうか。僕はロケッツのライヴは数回見てはいるけど、もうシーナの声が出なくなっていた時期なので、ヴォーカリストとしてのあの人をそう評価するわけではないので、特に違和感はなかった。 石橋を除く出演者は皆、福岡出身だそうで、松重は地元でシナロケのライヴを見たそう。母役の徳永という人は、地元ではラジオやテレビバラエティでお馴染みのローカルタレントらしい。シナロケにロックバンド特有のダーティさがない?分、ドラマとしても至極穏当な内容だ。シーナの闘病あたりの話になれば、これはまたドラマチックだろうが、これはあくまで青春篇。ローカルドラマらしいこじんまり感に始終した感じ。連休にBSで再放送されるそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年04月26日 01時14分16秒
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