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Eテレでは以前、2015年にもゴマを取り上げていた。再放送かと思ったら、その後を追った番組が放送、但し2月の話だけど。今頃録画視聴の「ETV特集」は「Reborn~再生を描く~」。絵を描くことに目覚めたゴマの今を映す。
前の番組「ハートネットTV」”ブレイクスルー File.31 あなたの記憶に生きたい ―ディジュリドゥ奏者・GOMA―”でも、絵を描き始めたゴマについては触れていた。ミュージシャンとしての活動も元通り継続してはいるけれど、絵の方は描かずには行きていけないくらいの切迫感を感じてのもののようだ。なぜ事故を機に絵を描くようになったのか。 アメリカを旅し、自身の状態を探る。マイアミ大学の研究者には後天性サヴァン症候群と診断される。脳の別の部分が覚醒し、新たな才能に目覚めるという。一方でかつての記憶や感情のコントロールに障害を生じる。ゴマは診断の最中に意識を失ってしまったりもする。研究所長の紹介で、同じ症候群を抱えるアメリカの人々を訪ねて行くことに。 事故を機に音楽の才能に目覚めた人、数学に目覚めた人等。彼らも最初は戸惑いながらも、新たに得た才能で第二の人生を生きていた。彼らと出会うことで、自身の変化になかなか適応出来ないゴマの心情が少しずつ溶解し始める。 そして、映画「レインマン」の監修も務めた精神科医ダロルド・トレッファートと出会うことで、ゴマの心境に救いの光が。今の自分に自信を持って素直に向き合っていくことに希望を見出す。まさに“リボーン”。人間にとって自身を肯定出来るということは重要なことなのだ。そして、手塚るみ子から直々に依頼を受けた“火の鳥”の制作に取り掛かる。 ミュージシャンとしての活動も活発で、昨年は沖縄にも来ていたようだし、フジロックに出演の他、秋にはフェスも開催するという。絵は勿論だが、いま一度彼のライヴも体験したいものだ。2つの才能はこの先どのように花を咲かせていくのかを見てみたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年05月31日 12時07分40秒
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