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カテゴリ:アニメ
桜坂劇場で、フランス製のオリジナル・アニメーション映画「リンダはチキンがたべたい」を字幕版で。
水彩画ではないな、クレヨンで描いたような独特のタッチ。キャラクターは一色で、ヒロインのリンダは黄色、ママはオレンジ?だ。リンダが食べたいチキンはフラチキとかではなく、幼い頃にパパが作ってくれたパプリカチキンだ。パパが料理上手でママはダメだったみたいで、パパの死後はレンジチンの食べ物ばかりみたい。そりゃあ、リンダも手料理が食べたくなるよな。 そこでママも奮起してパプリカチキンを作ろうとするが、折悪くストライキで肝心の鶏がなかなか買えない。ついに狂った?ママはニワトリを盗み出すが、潰す方法がわからない。そのうちにニワトリが逃げ出して、もうどこまで行くのか、とことんカオスな展開になっていく。 警察から何からあらゆる周りの人々を巻き込んでの大騒動に。パプリカを焼いたオーブンが火事になって惨事に発展するかと思いきや、一応、穏便に事態は収束していく。結局、たまたま出会ったトラック運転手が料理上手で、パプリカチキンが完成して、団地の皆でご馳走にありつく。ニワトリ一羽で全員分?あ、鶏は改めて調達したのかな?ま、突っ込んでもしゃーないか。 そのトラック運転手はリンダのママに一目惚れ。ちょいとロマンスになっていくあたりがおフランスらしい。やっぱり、恋してないとねって人たちなんでしょう。必ずしも裕福ではない団地の住人たちは人種も様々な感じで、特に子供たちが活き活きと描かれる。時々ミュージカルになるのも面白い。何より何ともアナーキーな展開が、フランス、ヨーロッパの自由さを印象付ける。 パプリカチキンってハンガリー料理らしい。このアニメでは野菜のパプリカを使っていたけど、スパイスのパプリカでチキンを煮込むのがハンガリー風のようだ。今度作ってみるかね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年04月28日 22時45分10秒
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