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カテゴリ:音楽一般
先週の金曜日の話だけど、毎週聴いていたラジオ番組、Jウェイヴの「オリエンタルミュージックショー」が終了してしまった。馴染みの番組がまた一つ減ってしまったなあ・・・
金曜深夜というか、土曜の1時放送の30分番組。こういうインドや中東の音楽が専らかかるような番組は他にないだろう。インターFMの「ワールドミュージッククルーズ」と並んで、ワールドミュージック、否、グローバルミュージックが聴ける貴重な番組だった。そもそもJウェイヴのようなステーションの番組としては異色だったし、スポンサーなしで8年間はよく続いたなと言えるだろう。賞を獲ったりもしていたので、その希少性が認められていたのだろう。 さすがに最終回の放送では、サラーム海上の声も些か寂しげだった。最後の放送は、オリエンタルな新作特集。番組を締め括ったのは、アルメニアのジャズ・ピアニスト、ティグラン・ハマシアンの2枚組の新作から。彼の最高傑作の呼び声高い内容とのことだった。 CDショップがどんどん減っている昨今では、かつてのように店頭で目ぼしいものを見つけて新しい音楽に出会える機会というのが、ほとんどない。情報源としてはミュージックマガジンあたりかラジオ番組しかないわけで、その意味では、「オリエンタル・・・」の終了は大きい。まあ、グローバルミュージック系のCDを買うってことも、近年はほとんどなかったけれど・・・ 「ワールドミュージッククルーズ」はスポンサーがついているから改編期も乗り越えて続いているのだろう。そういう意味では、「バラカンビート」だって特定のスポンサーがついているわけではないのだろうから安泰とは言えない。一時期、音楽の情報源として増えたラジオ番組の視聴、これで、毎週必ず聴く民放の番組は3つだけ(「バラカン」「ワールド」、FMココロの「アースカラーズ・チャイニーズ」)になってしまった。 それにしても、似たようなお喋りと音楽の中途半端な番組ばかりでは、ラジオそのものの魅力が感じられないではないか。もっと個性的な番組がないと聞く意味がない。とりわけ洋楽をかける番組は減り続けている印象だ。サブスクで無造作に聞いて何かを発見する?ますます新しい音楽との出会いが難しくなってくる状況だ。結局、もう新しい音楽を聞く必要もない?それも寂しいよなあ。輸入食品メーカーあたりがスポンサーになって、サラームの番組、またどっかで始まらないもんかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年10月03日 23時39分03秒
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