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Meanings of Mine

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2008年05月08日
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カテゴリ:社会人の詩
=痩せ犬で何が悪い!=
スタイル・カウンシル -- マイ・エヴァー・チェンジング・ムーズ

My ever changing moods
<< YouTube↑で動画をどうぞ >>

昼の光が月光に変わり、僕は上機嫌
神の御業を讃え、安らかさを見つめる
暖かさの前の冷たさ
嵐の後の穏やかさ
ずっとここにいたい、この気持ちを糧として
だが激情と気変わりが僕を捕らえて放さない

苦みは甘みに変わり、人は陰気な唄だという
でも日常は楽になり、僕にはちょうどいいペースだ
沈黙の前の静寂
嵐の後の風
一緒に吹き飛んで行きたい ボス達は訴えた
でも激情と気変わりが僕達を捕らえて放さない

涙は子供達に姿を変える、
彼らには金を工面するための犯罪を考える悪を持つことなどはあり得ない
憎しみの後の愛
僕たちは愛に置いてけぼり
みんなが目覚め 感動する日がやってきて欲しい
でも日常と気変わりが僕達を捕らえて放さない

悪はシンボルと化し、大衆は列を成す
でも僕は自分がどっちに行くべきかを知っている
選べる自由があればのことだが…
過去は知識 現在は過ち
そして僕たちはいつも未来に置いてけぼり
みんな正気を取り戻せ 真実はここには無いことを知るんだ
この柔軟な心を乱そうとする奴らを見れば分かるだろう

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誰もが反発や反抗はしてはみるが、結局は長いものには巻かれる。
この詞を訳してみて、映画“Once upon a time in America”を再び観てみた。

この映画は幼馴染みの少年達が意気投合し、ギャング団を組織する。
彼らの若さゆえの過激な活動が彼らを有名に、そして裕福にしてゆく。
ただそんな中、ロバート・デ・ニーロ演じる主人公ヌードルが捕まり、刑務所に投獄される。
刑期が終わり刑務所を出ると、そこには変わらぬ旧友達が待っていた。
しかし長い刑期の間にも、旧友達はギャング団として悪事に手を染め続けていた。
そして理不尽なことにも関わらず、金と地位のためならなんでもやってのける。
理不尽を理不尽として拒否するのか、それとも受け入れるのか、でヌードルと旧友達の間に溝ができる…
そしてその溝が両者の行く末を変えていく。

巻かれたとしてもその結果で大物になっていく旧友と、断固巻かれることを拒否して痩せ犬になっていくヌードル。
ただ、どちらも負け犬ではない。
この前意訳したBoxerの主人公も、腹を空かせた犬ではあるが、負け犬ではない。

さぁ、我々は負け犬か?
痩せ犬で何が悪い!

PS:“Once upon a time in America”観はまた別途で…。

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  収録アルバム

Style Council / Cafe Bleu
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  ベストアルバム

Style Council / Gold





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Last updated  2008年05月08日 08時05分29秒
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