猫のあくび

ロバートソンキーに新しく出来たラーメン屋「麺屋　しんちゃん」に行ってみた。
評判だと、結構薄味（あっさり）らしいが・・・。

お店は、ロバートソンキーの「SANGOKUSHI」の裏手にひっそりと佇んでいた。
お客さん誰もいない。大丈夫・・・？
お店の行く末がちょっと心配になった。

ここのラーメン屋の親父はかつてラーメン同好会に在籍し、全国のラーメンを食べ歩いていた程のラーメン好きらしい。（プロフィールによると）
通算１１年（確か）のマレーシア、シンガポールの駐在生活を経て脱サラ、大好きな地シンガポールでラーメン屋を作ってしまったという。
私もラーメン大大大好きだけど、好きだからって、さすがにラーメン屋は作らないなあ、、、そう言う点で、ある意味尊敬に値する。

麺は自家製麺で、使用している素材にはこだわっているらしい。
ひょっとして、化学調味料を使っていないと書いてあったかも？（未確認。気のせいか？）

＊＊＊＊＊＊

スープは魚介系か豚骨系。さらに、塩か醤油か味噌か。そしてつけ麺もある。

「塩魚介ラーメン」 あっさり o rこってり　　＄１１
「醤油魚介ラーメン」 あっさり o rこってり　　＄１１
「味噌魚介ラーメン」 あっさり o rこってり　　＄１3
「塩豚骨ラーメン」 あっさり o rこってり　　＄１１
「醤油豚骨ラーメン」 あっさり o rこってり　　＄１１
「味噌豚骨ラーメン」 あっさり o rこってり　　＄１3
「スパイシー豚骨ラーメン」 あっさり o rこってり　　＄１１
「塩つけ麺」　　　＄12
「醤油つけ麺」　　＄12　
「味噌つけ麺」　　＄13
「ダブルピリ辛つけ麺」　　＄１５

そして追加料金で
中盛り（半玉増し）　＄１
大盛り（１玉増し）　＄２
特盛り（２玉増し＊但しつけ麺のみ）　（値段未確認）
ができる。

普通のラーメンに、どうして「特盛り」がないんですかっ！！

ちなみに、麺の茹で加減をリクエストできます。

再度メニューに、おにぎりとチャーシュー丼なんかもあったかな。

さて、気になるお味。

私は「醤油魚介ラーメン（こってり）・大盛り」、夫は「塩豚骨ラーメン（あっさり）・大盛り」をオーダー。


確かに、大盛り。量は合格。



私は「こってり」にしたのに、かなり「あっさり」と感じたほど上品なスープ。
でもカツオの香りがぷんぷんで、お蕎麦を食べてるみたいな感じ。
麺も白っぽいまっすぐな麺で蕎麦みたいな感じ。（蕎麦よりはずっと太いが）
しかしスープがあっさりしているので、この麺じゃちょっと麺が太すぎる様な気がした。
もっと細い麺だともっと良くなる様な気がする。

豚骨スープも結構あっさりしていた。
本場の博多ラーメンもあっさりだけど、そんなのとは違うあっさり感。
豚骨ラーメンにうるさいうちの九州男、「こってりにすれば良かった。でもこってりでもまだあっさりしてそう。コクが足りない」と言っていた。
個人的な好みになってしまうけど、私が嫌だな～っと思ったのは、ここの豚骨スープ、どうやら生のすりおろしニンニクを直前に入れて出している様子。
そんなの、すりおろしニンニクをテーブルに置いて自分で入れる様にすればいいのに。
どうせやるなら、「焦がしニンニク」にして欲しい。

化学調味料に敏感な夫曰く「化学調味料を使ってないような自然の味がする」との事で、これが本当なら結構いい感じだけど、全体的にかなりあっさり味。
かな～りあっさりなので、こってりが好きな人には物足りないと思う。

行徳と三軒茶屋に「波里」というラーメン屋があって、ここのラーメンが化学調味料を一切使ってない。
（残念ながら今は２軒とも閉店らしい（涙・・・）
こってりラーメン派の私が初めて「あっさりも美味しい」と感じたのがこのお店。
このお店のスープ、かなりあっさりしているのに「もの凄く深い味わい」で一口飲んで「なんじゃぁ、こりぁ。」と叫んでしまった程美味しい。

この「波里」のスープには全然及ばないけれど、「系統」はそんな感じ（わかりづらくてごめん。）。
麺も「波里」の麺を太く太～くした感じ。


私は基本的にこってりな熊本系の豚骨ラーメンが好きなんだけど、時折こんな「お蕎麦みたいなあっさりのラーメン」が食べたくなるので、「これはこれであり」かと。
醤油魚介ラーメンのスープのあのカツオの香りがいい。
しかしあのあっさりスープにあの麺は太すぎる！

あ、あとここのチャーシューがとろりと柔らかくて美味しかった。



「波里」が閉店したのがかなりショック。帰国したら真っ先に行きたかったのに・・・！！
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