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テーマ:小学生の勉強(1307)
カテゴリ:数学、算数
ゾロリーヌさんの日記で、図形をお子さんに教えているお話があった。
図形。これは「教える」上でかなり時間がかかる学習項目である。 何が一番大変か、というと、紙面で書かれている絵が頭の中で動かせないと厳しいという点である。 図形が分からない生徒さんは、それこそ図がただの記号のようにしか見えない。 学年が上がるにつれて、接している回数で分かってくるものもあるのだが(円とか二等辺三角形とか)、中学では「図形の証明」はあるし、なんといっても「図」が複合して出てくる(三角形の中に円があるなど)。 「外接円」や「内接円」は本来、言葉からどういったものかが想像できるのであるが、「図形なんて出来ない!」とはなからあきらめている生徒さんは、言葉も意味のない記号化されたものとなり、どういったものかが全く分からないとなる。 ゾロリーヌさんはお子さんにじっくり時間をかけて図形を教えていらっしゃっていて、素晴らしいと思う。 一度分かってしまえば、その後は芋づる式になるのも「図形」の特徴なので、小学生のうちに是非、「じっくり」取り組まれるようにされるといいです。 ちなみに、「扇形」ですが「ケーキを切る」という有名なやり方があるのですが、私は「ケーキ」より「ピザ」をオススメします。「ケーキ」は高さがあるので(立体ですね)、平面の扇形と頭の中で一致しずらい生徒さんもいますので。 小さいピザと大きいピザがあれば、半径が違っても8等分すると扇形の角度は同じになる、ということも分かったりして、知らないうちに知識が増えます。 ご参考まで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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