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カテゴリ:小学生の勉強
CMを見ていると、チラホラ『学習机』が出てくるシーズンとなった。
お正月のときに小学1年生のお子さんがいる親戚の人に、 「『勉強しなさい!』って言っても、なかなかしなくて・・・」 と相談されたが、 そりゃ、しないよー! という原因の根本が、『学習机』であった。 学習机は、学年が上がれば必要だとは思うが、小さいときには私はいらないと思う。 なぜか。 勉強習慣、というものは、最初から備わっているものではなく、習慣づけが必要なものだと思っている。 なので、 「勉強しなさい」 と言って、すぐに行動に移せるものではなく、 「じゃぁ、今日はこれを勉強しようか!」と促して、目の前で勉強させて、そして「あ~、良く出来たね!」と褒めることによって出来上がってくるものだと思う。 特に、低学年のうちは、お母さんの周りにいたがるものなので、孤立感を与えるものに関しては積極的に動こうとしない。 部屋に追いやられ、一人ぼっちにされて、かつ勉強しても褒めてもらえず、勉強よりも刺激が強く楽しいと感じるものが手に届く場所にある、という環境下で、一体誰が勉強すると言うのか。 なので、目の前で勉強する習慣がつくまでは、子ども部屋に追いやって一人で勉強させる、というのは無理だと思う。 来年小学1年生に上がるから、という理由ですぐに学習机にとびつかなくても、机は消えてなくならないので、居間でもどこでも、 まずは目に届く範囲で勉強するようにして、習慣がついてから学習机にしても決して遅くはありません。 『「机」があるから勉強する』のではなく、『勉強するから「机」が必要』となるのです。 道具より、まず行動づけを。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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