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テーマ:闘う!冷え性(479)
カテゴリ:ホルモンバランス/不定愁訴治療
「冷え性、むくみ、肩こり、便秘、疲労、生理痛・・・・」
なんだか「女性の定番」みたいなもので、多くの病院では「まーねー」なんてあしらわれてしまいますよね。 「私、低体温なのよね~」なんて「体温が低いこと」を「か弱い女性」的なイメージで自分ネタにしていることも多い(?)かな? 結構「女性=冷え性・むくみ・便秘・生理痛」みたいにされて、さらにそれを当たり前と思う医者も多くて、外来で「検査上、なんともありません」。酷いときには「精神的なものじゃないの?」「女性なんだから・・・」なんていわれたりなんかして。 医学が発達し、すばらしい検査機器や検査会社が出来ました。 そして多くの医者が「検査漬け」になりました。「患者の声を聞かない医者」が増えました。 検査器械屋が作った器械と検査会社が報告する血液検査だけを見て「なんともないよ」と言ってしまう。こんなことでは「医者は患者を見ずに、検査を見てる」といわれても仕方ない。 で、上の症状たち。 結構多いのです、甲状腺機能低下。それも「厚生省の決めた診断基準を満たさない甲状腺機能低下症」ってやつ。 人は『恒温動物:体温が一定の動物。反対は変温動物』です。外気温がどう変化しようとも、体温を一定に保つようにプログラムされた動物です。 人の平均体温って知ってますか? 37℃を超えたら『やばい!熱が出た!』って騒ぐ割には『私、低体温なの』って・・・。 人の体温。『36.55℃~36.77℃』です。 これ以上も、これ以下も、何らかの『トラブル』です。 保険病院では「病気」と認定してくれませんが・・・。 低体温症。結構多いのが甲状腺機能低下。 症状:冷え性、便秘、易疲労感、汗をかけない、むくみ(指で押して跡が残る)、痩せにくい、すぐ太る、乾燥肌、肌荒れ、爪・髪がもろい、などなど。 どうでしょう?結構いそうでしょ?私の知る限り『結構な数の女性』がそうだと感じます。 ただし、多くの人が『厚生省の認める診断基準』を満たさないため、その治療を認めてはくれません(病院側が請求してもお金をくれない!要するに、病院はタダ働きってこと)。 だから、『不定愁訴:自覚症状はあるが病気はないって意味』で片付ける。 これっておかしいでしょ? 私のクリニックは『ダイエット・肌荒れ・生理前症候群・むくみ・下半身肥満・脱毛など』の少々美容よりの患者さんが来院されますが、初診時には必ず『基礎体温をつけて!」と言っています。 多くの検査がありますが、基礎代謝を測るには一番いいんですよ、基礎体温表ってやつが。 どうぞお試しあれ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.07.13 21:49:07
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