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以前、低体温と代謝の関係について書きました
人の細胞は「36.5~36.7℃」とい温度で「最も正常に機能する」といえます 体温が低くなると細胞代謝が低下し、体温が高くなると代謝が高くなるとお考え下さい イギリスの「ニューサイエンティスト」という雑誌に 「低体温は寿命を長くする」という論文が掲載されました 論文→http://www.newscientist.com/article.ns?id=dn10437 これによると、ラットの体温を低下させるとその寿命が延びたとのこと これは「細胞劣化説」から考えると合点がいきます 細胞の分裂にある程度の「限界」があるとするならば、低体温による「低代謝」は細胞分裂スピーとを低下させるため、長持ちするという考えです 「では、体温を低く保った方がよいのでは?」 と考える方もいらっしゃるでしょう これには「正誤」はないと思います 「抗加齢」というものを *太く短く(とはいっても平均寿命以上) *細く長く という「価値観」によるでしょう 低体温は確かにあらゆる細胞(がん細胞も含め)の分裂スピードを低下させます しかし、それによる *ターンオーバーの低下 *代謝機能の低下 *再生能力の低下 という「クウォリティー」は確実に低下します 私は常々「エイジングの価値観はその人のもの」という意見を持っています どちらにしてもこの問題は「体温が高いを早死にする」という単純な話ではありません 体温もバランスが大切です 低体温による病気も高体温による病気もあります 「正常平均体温の維持」という考えが正しいように思います お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.06.26 16:32:33
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