健康・美・老化を考える辻クリニック院長のブログ

抗インフルエンザ薬のタミフルの服用を巡って、いまだに論争が続いています
１８歳未満への服用をどうするか？

実はこのような議論が大きな話題になっているのは日本だけなのかもしれません

皆さん知ってますか？タミフルの市場

販売されているタミフルの約７０％が日本だそうです

どうです！世界中のタミフルの７０％が日本で使われているのですよ！？

インフルエンザは基本的に「寝ていれば治る」ものです

わざわざお薬なんぞ飲まなくても、寝てれば治るのです

擦り傷だって勝手に治る
風邪だって勝手に治る

ほとんどの病気は「自己免疫」が処理するので「勝手に治る」のですよ

日本は「保険医療」が大変充実しているといわれます

世界では「医療」にかかる経費がとても大きいのですが、日本では７０％を保険がまかなう
（気分的には７０％引）

その結果どうなったか？

抗脂血症薬
抗コレステロール薬
鎮痛剤
抗ウイルス薬
抗糖尿病薬

あらゆる医薬品は日本で消費されているのです

さらに「ＣＴ」という医療検査器械

この器械のほとんども日本にあります
世界中の器械のうち、ほとんどが日本にあるのです（信じられます？）
「ちょっと頭をぶつけた」「少し頭が痛い」でＣＴ検査をする日本

その結果日本で起きていること

医療器械による被爆
薬害
薬漬けの国民
大量に薬を処方する医療機関

タミフルによる副作用を懸念する前に、薬の乱用を考え直したほうがよいと思うのです

＊勝手に治る
＊生活習慣改善で治る
＊無理しなければ治る

これらを放置したことによる「作り出された病気」に対し「薬」を大量投与することに何の意味があるのでしょう

メタボリックシンドロームでようやく重い腰をあげた厚生労働省（自身がつぶれそうになってやっとです）

それに振り回される前に、皆さん自身が気づくことが重要です

２１世紀は「予防医療の時代」です
病気になった体を治す（薬でごまかす？／手術で切り取る）という時代ではありません



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