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2024.07.30
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カテゴリ:心に残った本


癌になり余命宣告を受けた35歳の写真家の幡野さんが、2歳の息子さんに何を残せるのかと考えられたとき、お金ではなく、言葉を残したいと始めたブログをきっかけに、この本が作られたと知り、すごく気になり読みました。
具体的に、困ったときにはこうするのはどうだろうか、
パパはこう思うよと、背中を押してくれる考え方や言葉がたくさんありました。
私も、親にこうしてほしかったみたいな気持ちは少なからずあります。
恨んでいるわけではなく、価値観の違いもあると思うし、そこまで余裕がなかったのかもしれない。
大人になった今なら、こうしてあげたいだけでは子育てはできないとよくわかります。
だけど、少しでもこうありたいに近づけるよう努力することはできるし、新しい子育ての価値観や考え方を取り入れることはいくらでもできるから、一つずつでも、いいなと思ったことは取り入れていきたいなと、この本を読んで思いました。
少しですが、これから大切にしていきたい考え方を見つけたので、残していきたいと思います。

⚫︎「やりたいことがわかる人に育てる。
子どもが選んだことを受け入れ、価値観をおしつけないのが優しさ。
お菓子一つでもこれにしなさいと親が決めるのではなく、子どもが自分で選ぶのを待つ。
高いものを選ぶかもしれないし、食べれない辛いものを選ぶかもしれない。けど失敗も含めて経験になるから。
大人になってからやりたいことが見つからない、わからないという人の多くは、小さい頃から失敗しないようにと親が選んだことを、そのまましてきた人が多いように思う。」
と、書かれていました。
これを読み、私も息子が選べる環境をつくり、選んだことややったことを否定しないをやってみました。
すごーく忍耐がいります。
夏休みに入った息子にやりたいことを聞くとゲームとYouTubeでしたし、夏休みの宿題の作文も自由に書いたらいいと見守ると、口をだしたくなることのオンパレードでした。
ですが出来あがった作文は、すごくイキイキしてましたし、どこか誇らしげに作文を見せる姿に、こういう一つ一つの積み重ねが、自分で考えて行動し、やりたいことを見つけることができる人になっていくに繋がっていくのかなと思いました。
宿題も遊ぶ前にしようと言ってきましたが、この本を読んでからは、何時からする?と自分で決めてもらいました。
そしたら、いつもは嫌だ、やりたくないばっかりだったのに、自分が決めた時間になると、さっとゲームを終わらして、宿題をはじめてびっくりしました。
もう十分満足したのか、それとも決めたのは自分だからとスイッチが入ったからかはわかりませんが、自分で選ぶというのは大事なんだなと改めて感じました。

⚫︎「子どもに優しい人になってほしいなら、親が優しい人でい続ける。
挨拶をしなさい、人に優しくしなさいと怒るのではなく、親が自然に挨拶をしたり、優しい人であったなら、子どもはそうなる」
と、書いてあり、その通りだなと思いました。
子どもは親の写し鏡。
子どもの気になるところは、自分も気にしないといけないところでもあるなと思うので、子どもを注意するだけではなく、自分はちゃんといれているか、自分も見直さないといけないところはないか、考えていきたいと思いました。

⚫︎「友達は絶対的な味方ではない。
息子にやめてほしいのは、孤独が怖くて、好きでもない友達にしがみつくこと。
そして大前提として、孤独を恐れない人であってほしい。
誰とでも仲良くなれる方法ではなくて、
嫌な人への対処法を教えたい。
嫌な人から逃げる一番の方法は、自分に自信をもつこと」と、書かれてありました。
孤独、人からの目‥
大人になった今でも気になりますし、こわいです。
それは小さい頃からずっと、自信がなくて、孤独になるのが嫌で、寂しい人と思われたくなくて、好きでもない友達にしがみついた結果かもしれません。
そんな私が孤独をこわがらないでとは強くは言えないけれど、好きでもない相手にしがみつくことということは、自分を大切にできてないことだと思うから、
私にできることは、息子たちに自信がもてるように関わっていくこと、そして逃げてもいいんだよと逃げ道もあることを教えること。
そして、親の私は安心できる帰る場所であれるようにいたいなと思いました。

他にも、生と死について、お金との向き合い方など、たくさんの学びがありました。
あまり、死についてやお金については子どもと話をしてこなかったのですが、この本を参考に、私も子どもと向き合ってみようかなと思いました。

この本を読んでいると、私もこんな親でありたいがたくさんでてきます。
ですが、現実の私は、仕事や人間関係で余裕がなくなることもあるし、優しくいられないときもあります。
完璧ではいられないけど、こんな未来が待っていたらいいな、こんな息子たちになってくれたらいいなと想像しながら、そのためには近道なんてなくて、一つ一つの積み重ねでしかないのかなと思うので、今日のこの想いを忘れないで、ゆっくり積み重ねをしていきたいなと思いました。
おすすめです!



ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。 [ 幡野 広志 ]





















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最終更新日  2024.07.30 12:20:09
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