小学生の息子が学校から借りてくる本は、
ほんとにずーっとほねほねザウルスシリーズばかりだったんですが、初めて違う本を借りてきました。
その本がこれです。
図書室の司書の先生が読んで下さった本だったようで、おもしろかったから借りてきたとのことでした。
さすが司書の先生!
話に引き込まれる上に、おもしろい✨
お話の内容は、
クレヨンたちからお手紙が届きます。
よく使う色のクレヨンからは、ちょっと使いすぎだから休みたいよ。
全然使われない色のクレヨンからは、こんなの書いてみてもいいんじゃないの。
黒色クレヨンからは、縁取りばかりじゃなくて、黒いビーチボール書いてもいいんだよ。
白いクレヨンからは、白い紙に書いても見えないんだよ。
今年一度も使われてない色のクレヨンからは、もっとわたしの魅力わかってよ。
クレヨンのまわりの紙をはずされちゃったクレヨンからは‥
などなど、それぞれの言い分が書かれた手紙からは、言葉使いや言い回しから性格なんかも推測されて、声に出して読んでもおもしろいし、一つ一つの絵もかわいく、じっくりと読んでも楽しいです♪
今までに、あまりクレヨンの気持ちは考えたことはありませんでしたが、たしかにこんなこと思ってそうだなと思うからことばかりで、一つ一つの色を大切にしたい気持ちになりましたし、もっと自由に色を選んで、楽しんで描いてもいいよねって思えます😊
少し文字数は多めになりますが、3歳の息子も、何度ももう一回!ってなる絵本。
身近なクレヨンが、読む前よりも愛おしく大事にしたくなる、素敵な一冊でした!
おすすめです♪
クレヨンからのおねがい! [ ドリュー・デイウォルト ]