アナログ時計の勉強法
末っ子が、ようやくアナログ時計を読めるようになりました。姉さん達よりもペースはゆっくり。理由は分かってます…私が仕事を始めたので、じっくり夏休みに向き合えなかった(笑)ま、小学校入学までにだいたい読めたらいいなーくらいに考えていたのでマイペースにゆっくりで問題ないです。で、アナログ時計の勉強法。3人教えてきて、今回が一番無理なく楽しくできたかなと思います。お世話になったのはここのサイト。幼児の学習素材館http://happylilac.net/tokei.html「導入編」「練習編」「マスター編」と、段階がありますが、私としては、無理なくをモットーにしたかったのでもっと簡単な問題を、自分で作りました。ということで、上記サイトの下の方にある「時計の針を書き込む練習プリントhttp://happylilac.net/tokei-harinasi3.pdf」を使いました。【準備段階】 まず、数字を書けるということが前提。 書き順が微妙だったので、それはプリントをやりながら、その都度指摘してあげました。ここから練習開始。各段階は、その段階がある程度出来るようになるまで何枚かやって、そのレベルをクリアしたら次に進むようにしました。できるだけ「難しい」と思わせないで、ちょこっとずつ難しくして出来る問題を多めに作るのがコツ。【第一段階】 長針はすべて「0分」を指すように書き込んで、短針を「1~12時」にする(ランダムに) (針を書き込む練習プリントは、12個の時計が書き込めるので、 短針はランダムに1~12を網羅。これ以降の段階全てでそのようにするとよい) 答えの記入欄には( : )というように「:」を書き込んであげると デジタル時計のように書き込むことができる。 その際、「分」の部分は「00」と書き込むことを教える(8時なら8:00というように)【第二段階】 長針が「6」の位置を覚える。 「6」の位置が「30分」だということを教え、プリントには長針「0分」と「30分」を 半分ずつくらい書き込む。 この時、短針の位置が動くことを教える。 「1と2の間にあったら、小さい方の数字を読む」ことを教えて、 短針が中途半端な位置にある場合の読み方を覚えていく。 【第三段階】 30分が完璧になったら、次は長針「10分」の位置を覚える。 この場合も、半分は長針を「10分」にして、残りは「0分」と「30分」にする。 短針の位置も、おおよその位置でよいので、きちんと書く。【第四段階】 次は長針「20分」 もちろん、時折「0分」「10分」「30分」も混ぜて…。【第五段階】 次は「40分」の位置を覚える。【第六段階】 次は「50分」。 ここまで来たら次に焦らずに、「0・10・20・30・40・50分」の位置をきちんと覚えられるように 完璧になるまで次には進まない。 50分くらいになると、短針がほとんど「次の“時”」に近くなるので (たとえば1時50分だと、短針は「2」に近くなるということ) 間違いやすいから、正解した場合はこの上なく褒める(笑)【第七段階】 短針が「5分」を覚える。 このとき、デジタル表示では「05分」と記すことも理解させる。 第六段階が完璧にできていれば、「プラス5分」というのが理解しやすいので、 その子の理解度をみながら、進めていく。【第八段階】 短針「0・5・10・15・20・25・30・35・40・45・50・55」が完璧にマスターできるようにする。【最終段階】 第八段階までが完璧になっていれば、あとは「1目盛が1分」ということを理解するのは早い。 ここまでくれば、どんな時間でも読めるようになる。あとは、補助用具としてくもん出版 KR−12 NEWくるくるレッスンを使いました。赤い短針は、赤い文字盤。青い長針は、青い文字盤の部分を読みます。この部分は、時折しか使わなかったけれど、付属で、普通の文字盤(長針の部分に0~55の数字が打っていない)もあるので今回(長男)はそれをつけて遊ぶほうが多かったかな。姉さん達の時は、補助数字が書いてあるほうを使うことが多かったけど。下の方に、答えを見ることができるようになっており、針を合わせてアナログ時計を読んだら、下のつまみを下げると「チーン」という音とともに答えの扉があいてデジタル時計表示で見られるようになっています。あとは、数字の目盛がかいていない(1~12の番号を打っていない)文字盤と、ローマ数字表記(環境依存文字だからここでは表記できない)の文字盤が読めたらゴールだけど、まぁそれは、特に急ぐ必要もないかな。とりあえず、ここでアナログ時計の読み方は卒業。本人も自信がついて、アナログで読んで「すごいね!」と言われるのが嬉しいようでよかったです。